代位弁済とは

任意売却の専門相談員、松山です。

任意売却や住宅ローンについて、よく質問されるキーワードを解説致します。

今回は代位弁済とはです。

できる限り分かりやすく説明します。

住宅ローンの滞納が続くと、期限の利益の喪失通知が届きます。

そして一括弁済が求められると、保証会社による代位弁済が行われます。

まず、保証会社とは、

住宅ローンの返済が止まった場合に備えて、支払いを保証している会社です。

そしてこの保証会社が、債務者（住宅ローンの借主）の代わりに、残りの住宅ローンをすべて銀行に支払います。

これを代位弁済と言います。

この代位弁済が行われると、以降の窓口は銀行ではなく、この保証会社、または、サービサーと呼ばれる回収専門の会社になります。

そのため、書面による通知や連絡はすべて保証会社、または、サービサーから来ます。

この段階でも、やはり一括での返済しか受け付けてくれません。

以前のように、月々での分割返済を認めてくれるケースはないでしょう。

住宅ローンの滞納後から、ここまでの一連の手続きは、粛々と事務的に進められます。

以上、代位弁済というキーワードについて解説しました。

住宅ローンと任意売却について

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2. 住宅ローン以外に、複数の借入れがあります。任意売却はできますか？