投資用マンション全4件の任意売却が完了
こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。
当協会には、投資用マンションをお持ちの方からのご相談が数多く寄せられております。
“老後の不安から現役のうちに資産運用を始めたい”という思いから、
甘い見通しでも投資用マンションの購入に踏み切る方も沢山いらっしゃいます。
今回は投資用マンションを4部屋お持ちで、すべて無事任意売却を終えられたお客様より、
アンケートハガキをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
神奈川県にお住いの岩谷孝太郎さん(仮名)です。
岩谷さんは大手通信会社に勤めていた10年程前、
資産運用のセミナーに参加したことがきっかけで投資に興味を持ちました。
その後いろいろと検討した結果、投資用マンションを少しずつ購入し、全部で4件保有しました。
そして4年前、今まで培ったノウハウを元にコンサルタントとして独立。
しかし、当初の見込み通りに売り上げが立たず、次第に家賃を運転資金に回さなければならない状況になりました。
そうなると、住宅ローンの支払いも自転車操業状態になり、ついにはコンサルタントとしての仕事を断念。
食べていくために、アルバイトを始めました。
ところが、年齢的にすぐに採用してもらえる会社がなく、
日雇い仕事を4つ掛け持ちして、何とか住宅ローンの支払いと生活費を捻出して頑張ってきました。
しかし、そんな生活も無理がたたり、ついに体を壊してしまいました・・・。
住宅ローンの支払いが出来なくなったので、銀行からの督促が始まり、
岩谷さんはインターネットで解決方法を探しました。
当協会のページを見つけた岩谷さんは藁(わら)にもすがる思いで相談のお電話をくださり、
任意売却をスタートすることに。
4件の投資用マンションのうち、3件は新築で購入し、1件は中古で購入していました。
1件当たりの残債務は約2,000万円。4件で合計約8,000万円もの残債務がありました。
また、住宅ローンを組んでいる銀行もそれぞれバラバラ。
一気に4件を任意売却すると岩谷さんが生活できなくなるので、
今回は銀行の代位弁済に合わせて1件ずつ順に販売を行う事にしました。
1件目は銀行が任意売却についてなかなか応じていただけず、とても時間がかかりました。
残債務の支払いについての話し合いやいろいろな資料を提出し、ようやく完了。
2件目は残債務額と市場相場のかい離が大きかったので、銀行にも協力してもらい、
販売元の会社に残債務と同額で引き取ってもらうことが出来ました。
3件目は中古でしたが、立地が良かったの残債務以上の金額で買主が見つかました。
そして最後の4件目が、一番大変でした。
空室で家賃収入も無かったのですが銀行がなかなか同意をしてくれず、完了まで約8か月くらいかかりました。
その後も任意売却の条件が厳しく、販売活動は困難を極めました。
しかし、紹介方法や販売資料も工夫して積極的に販売活動を行った結果、良い買主さんを見つけることが出来ました。
そして、ようやく全4件が任意売却完了した後、岩谷さんは本当に喜んでいました。
成功のポイントは、最後まで岩谷さんが信じてついて来てくれた事です。
岩谷さんも4件目が無事終わるまでは、不安な毎日を過ごされていたと思います。
それでも、約1年間にわたり何度も打ち合わせをしながら二人三脚で進めて来た毎日。
無事に全件任意売却出来たときは本当にホッとされていました。
岩谷さんは「今回の経験を今後の人生に、仕事に活かしていきたい」と力強くおっしゃっていました。
投資用マンションを複数お持ちの方も解決できます。諦めないでください。
おわり
投資マンション・収益物件に関するQ&A