マンションの管理費を滞納している状態でも任意売却は可能?
みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会の中井です。
当協会では、住宅ローンの滞納以外にも多くのご相談をいただいております。
その中でも最近は、“マンションの管理費と修繕積立金を滞納している状況でも任意売却はできますか?”というご相談が多いのでお答え致します。
任意売却は可能です。
では、実際に管理費と修繕積立金を滞納している状況で
任意売却をされた方の事例をご紹介いたします。
田代さん(仮名・男性)は、大阪府内の私鉄の駅から、
徒歩約10分ほどのマンションにお住まいでした。
ご家族は、奥さんとお子さんが4人の計6人家族。
お仕事は建設関連で、高度な専門的技術と資格が求められる業種で、
ご家族を充分に養っていける給料だったそうです。
しかし、今から3年前、一番下のお子さんが高校生に上がる頃に仕事が激減。
それに伴い、給料は一番良い時と比べると3分の1まで下がったとのこと。
それが原因で、瞬く間に毎月の生活費とお子さんの学費を支払うだけで手いっぱいな状態に。
とうとうマンションの管理費、修繕積立金を滞納。
その1年半後には、ついに住宅ローンも支払えない状況になったとのことです。
その後、借入先の金融機関から競売を申し立てられるまで、
誰にも相談できなかったそうです。
田代さんは、誰にも相談できないことで、ストレスが溜まり体調を崩してしまいました。
この悩みを聞いてくれる専門家はいないかとスマートフォンでいろいろと検索。
全日本任意売却支援協会のホームページを見つけてすぐに相談に来られました。
田代さんがまず最初におっしゃった言葉は、
「マンションの管理費と修繕積立金を2年以上滞納していても、
任意売却ができるのでしょうか?」
私たちは、
「もちろん任意売却はできます。また、任意売却をすることで、
管理費と修繕積立金の清算も可能です。」とお伝えしたうえで、
くわしく任意売却についてご説明。
田代さんも希望を持たれたようで、
「任意売却をして、妻と子供の為に、新しいスタートをきりたい」と
胸の内をお話してくださいました。
その後、任意売却は無事成功。
田代さんとは、最後にお会いした日に
「心細い中、解決をしていただいて本当にありがとうございました。」
と握手を交わしました。
住宅ローンの滞納や、マンションの管理費、修繕積立金の滞納で悩んでいませんか?
もし悩まれているなら、ひとりで悩まず、お気軽に相談してください。
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