まさかの競売!自宅を任意売却で競売回避
皆さんこんにちは、全日本任意売却支援協会
任意売却コンサルタントの松山です。
競売や任意売却になるにはそれぞれ諸事情がありますが、
先日、任意売却を終えたお客様のケースです。
神奈川県にお住まいの本田さん(女性:40歳)は、
長野県ご出身で、学生の頃より東京に出てきていました。
そのまま東京の会社に就職し、東京での暮らしに完全に馴染んだころ、
長野にお住まいのご両親より提案がありました。
「東京で居を構えなさい」
ご両親は昔から「持ち家」にこだわりがあり、
東京であっても長野であっても、賃貸ではなく、
「持ち家に住むことこそが人生に一番大事」
と説いておりました。
本田さんも長く東京に住んでいたので、
ご両親の資金的援助もあり、神奈川で新築のマンションを購入しました。
しかし・・・
本田さんはキャリアウーマンとしてバリバリ働き、
かなり安定した収入でしたが、ある日会社の業績が急激に悪くなり、
期待していたボーナスが減ってしまいました。
生活水準が一気に変わり、カード等で買い物を日常としていたので、
気づかないうちに浪費が重なり、貯蓄も気づけば無くなっていました。
そこへ実家の長野のご両親が病気になり、
実家へ帰る機会も多くなってしまい、
自分の家のことがおろそかになりました。
するとある日・・・
「住宅ローン一括返済の請求書」
「このままでは自宅は競売になります」
との内容の通知が銀行から届きました。
会社の業績悪化、収入減、ご両親の病気、
そして最後はローンの一括返済。
色々なことが一気に重なり、本田さんも精神的に参ってしまいました。
誰にも相談できない、ましてや両親には心配かけられない。
そこへ当協会、「全日本任意売却支援協会」へ相談にこられました。
「なんとか自宅を守りたい!」
ご両親に協力してもらい、やっと購入した家。
それがいまや競売の危機にさらされている。
「このまま競売では両親に面目たちません・・・」
本田さんは泣きながらおっしゃいました。
依頼を受け、早速債権者と話しをして任意売却の活動をしました。
新築で購入した金額が、実はかなり相場が高い時期に購入
されていたので、市場の相場とローンの残りの乖離はありましたが、
なんとか高く買ってもらえる方をみつけることが出来、
任意売却が成立して、競売を避けることができたのです。
せっかくの自宅を失ってしまいましたが、
任意売却で住宅ローンの債務はかなり圧縮できました。
ご両親にも任意売却した、ということで
ご理解いただき、面目も保ったとの事です。
「おかげで良い再スタートがきれます」
「両親も安心していました。」
安堵の表情で決済手続きを終え、喜んでいただけました。
任意売却コンサルタントとして、
競売を避けるお手伝いが出来てとてもよかったです。
終わり
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