任意売却で競売も離婚問題も解決!
こんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの生山です。
朝晩の気温差が大きくなってきましたね。
周りで体調を崩している人も多く、気をつけたいところですね。
今回は全日本任意売却支援協会への相談者の方で、
先日、任意売却を無事完了された方のお話です。
今井広人さん(仮名)は、東京にお住まいの40歳。
奥さんとお子さんの2人で暮らしていました。
しかし、夫婦間での会話は携帯メールもしくは
ラインで、夫婦関係は完全に冷え切っていたそうです。
お互いの郵送物を勝手に開けたりして、
離婚を念頭に置いていたそうです。
ある日、今井さんが仕事を終えて、自宅で一息ついていると、
裁判所からの執行官が調査のために、突然家に入ってきたそうです。
写真を数点撮り、家の状況についてヒアリングをされたとのこと。
この突然の訪問されたときの恐怖は今でも記憶に残っているそうです。
しかし、実際のところ、執行官が突然来たわけではなく、
きちんと封書による通知で、日にちが知らされていたのですが、
奥さんが勝手に郵送物を開けてしまっていたので、
連携が取れていなかったのです。
そして、執行官が来るということは、
自宅が競売の対象になっているということで、
それについても執行官から聞いて、初めて知ったそうです。
「なぜ、自分の家が競売に!!」今井さんは頭が真っ白になり、
その日は全く眠れなかったそうです。
競売の原因は奥さんに任せていた住宅ローンの支払いが、
全く実行されていなかったことでした。
解決しようにも奥さんのことは信じられず、
また、この先具体的にどうしていったらいいか分からず、
インターネットで、たまたま当社のことを知って、
藁をもつかむ思いで、全日本任意売却支援協会にご相談に来られました。
これまでの説明を聞いて、とにかく、任意売却を成立させ
競売を回避するために、奥さんの協力を仰ぐ必要がありました。
しかし、それまで全く会話がなかったことと、お互いの信頼関係が
微妙な状況であったことから、全日本任意売却支援協会が
間に入ってお話しを進めていくことになりました。
すぐに、奥さんに連絡を取って、奥さんにもご来社頂き、
このままでは競売になること、そして競売になれば公示され、
競売の事実が広まることを伝えました。
奥さんは、「子供のことを考えたら、競売は避けたい」
「なんとか、子供の将来は守りたい」
と、お子さんへの思いを口にされました。
そして、全日本任意売却支援協会が間に入る形で、
夫婦間のお話合いをされることを承諾され、
後日席が設けられることになりました。
その席で、顔を合わせてきちんとお話しをしてみると、
お互いの思い違いや、誤解、将来に対する思いなど、
実は、歩み寄れるポイントが多数あったのです。
最終的には、任意売却で競売を避ける方向で、
協力し合うことを誓われました。
任意売却コンサルタントの私も、この様子を見て
仕事を忘れて、本当にジーンときてしまいました。
その後すぐに、任意売却の協力者である投資家などに
お声掛けさせて頂きながら、競売をかけた銀行ともお話しし、
なんとか無事に、調整をつけることができました。
結果としてはマンションを売却することになりましたが、
任意売却で競売という最悪の事態を避けることができました。
今井さんと奥さんの関係は改善されて、
賃貸マンションで暮らしているそうです。
よく、「ピンチはチャンス」と言いますが、今井さんの場合、
競売というピンチを乗り越えて、夫婦間の関係改善にこぎつけたのです。
このように、任意売却の場合、一人の問題ではない
ケースが多く、関係者全員の協力が必要です。
夫婦間の問題が、子供の将来にまで影響してはなりません。
そのことに気付いた今井さん夫婦は、無事に任意売却を成功されました。
直接、お話しが出来ないような関係であれば、
全日本任意売却支援協会が間に入って解決することも
可能になるケースもあります。
是非、一度、全日本任意売却支援協会の
任意売却コンサルタントにご相談下さい。
終わり。
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