「自宅兼店舗」、住み続ける方法で解決!!
みなさんこんにちは。全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの松山です。
さて、今回は、ご自身で飲食店を経営していたが
体調を崩してしまい、競売になってしまった小田さん(仮名)
のお話をさせていただきたいと思います。
小田さんが当協会にご相談に来られたのは、競売入札
開始日まで残り20日間を切っていました。
体調を崩されていたのもあり、自暴自棄になっていましたが
友人の紹介で、当協会に思い切ってご連絡下さいました。
小田さんの希望は、住み慣れた自宅にそのまま住み続ける
ことでした。小田さんのご自宅は、1階が店舗(飲食店、空き家)
2階が住居でした。住宅ローンは既に完済。事業用のローンが
300万円強残っていました。
小田さんの体調を考慮すると、今後定職に就くことは厳しい状況。
そのため、生活保護の申請で役所には相談に行っていました。
ただ、不動産を所有しているのがネックとなり申請が保留の状態でした。
小田さんにしてみれば所有不動産さえなければ、生活保護の受給は
ほぼ問題ありませんでした。
当協会では、早速投資家にお声をかけて、店舗付き住宅として
協力してくれる方を探しました。
小田さんの収入は見込めませんが、生活保護の受給が可能に
なると、家賃の原資はその生活保護費から捻出されるため、滞納リスクは
限りなく0になります。
しかも1階部分の店舗も飲食店の
設備がそのまま使える状態でしたので、投資家から見れば更なる
賃料の上積みが見込めます。そのような状況から比較的短期間で
投資家を見つけることができました。
競売まで残りわずかでしたが、勇気を出してお電話して頂いたことで
住み慣れたご自宅にそのまま住み続けることができました。
おわり
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