任意売却によりローンを全額返済できたケース
こんにちは。
全日本任意売却支援協会の谷口です。
年間何百件と相談を受け解決する中で
任意売却から「全額完済」に至った方のケースについてお話させていただきます。
売主である田中(仮称)さんは、自営で飲食店を複数経営しており、
売上げの向上とともに店舗数の拡大を行い会社を大きくしようと試みた結果、
経費や銀行の返済に追われてしまい、
ついには住宅ローンの返済・税金の納付が出来なくなってしまいました。
田中さんが全日本任意売却支援協会へ来たときには
既に金融機関より競売の申立てがされており
残された時間はあとわずかでした。
もちろん、田中さんも任意売却をする事で債務が残り
残った債務を今後返済していくという気持ちでお話をされました。
任意売却で解決される方の多くは住宅ローンの債務が残ってしまいます。
しかし、今回のケースの様に債務を全額完済することが出来る場合もあります。
その大きな要因の一つは債務を上回る不動産の評価があるということです。
田中さんも住宅ローンを頑張って返済した期間が長かった為、
ローンを滞納し、税金の滞納があるにも関わらず
全額完済し競売を避ける事ができました。
もちろん、全額完済できるケースはそれだけではありませんが
少なからず任意売却を検討される方の中にも
債務が残ることなく解決される人はいます。
任意売却によって生じるデメリットはありますが、
だからと言って競売の道を選択するのではなく
諦めなければ田中さんの様に解決できる可能性があるということを知ってほしいです。
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