地域別の任意売却について兵庫・神戸編
全日本任意売却支援協会の松山です。
さて、今回は兵庫(神戸)にお住いの方々が任意売却をする場合の特徴を解説します。
兵庫(神戸)にお住まいの方が任意売却する場合ですが、他の地域と比較するとどうなのでしょうか?
今回は、特に神戸市より東側の地域(尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、西宮市、芦屋市)を中心に解説します。
この地域(いわゆる阪神間)は、南の海沿いから北に向かって順に、阪神電車、JR、阪急電車が並走しており、その利便性ゆえに関西圏の中でも特に人気のエリアです。
1994年の阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けた地域でもありましたが、その後の復興によって、以前にも増して関西屈指の人気エリアとなり、その座は揺るぎないものです。
梅田に近く、一方で神戸三宮にも出やすいというのは、最大のメリットと言えます。
それはつまり、不動産の流通性においても最大のメリットであり、市場相場からかけ離れた高値でない限りにおいては、購入希望者が多くいるということです。
購入希望者が多いということは、実際、任意売却をするにあたっても、成功する確率は他の地域と比較すると高いと言えるのです。
購入希望者は、住むことを目的とした一般的な人たちだけではありません。
投資先として、不動産会社や投資家にとっても欲しい物件であるのです。
つまり、「住宅ローンが返済できなくなった・・・」「銀行に競売を申し立てられてしまった・・・」という状況であっても、銀行との話し合いをして応諾を取ることができれば、賃貸住居としてそのまま住み続けることも可能になります。
これが、いわゆるリースバックです。
ただし、注意しなければならないこともあります。
任意売却をする場合の最も大きな注意点は、「できる限り早めに相談する」ということです。
住宅ローンの滞納が続くと、いずれ金融機関から競売が申し立てられます。
競売が申し立てられたとしても、ほとんどの場合で任意売却をすることは可能です。ただし、時間的な制約が厳しくなります。なぜなら、任意売却が完了するまでは、競売の手続きは進行したままであるからです。
多くの金融機関は“入札日”の前日までなら任意売却を認めるとしています。
※入札日とは、実際に落札希望者が入札を始める日です。
入札日以降は、残念ながらほとんどの金融機関が任意売却を受け付けません。どうしようか迷っている間に時間切れ・・・とならないためにも、早めに任意売却をするかどうかの検討をしましょう。
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