リースバックを選択する理由

こんにちは。

任意売却コンサルタントの谷口です。

 

全日本任意売却支援協会へ寄せられる相談で

最近、「リースバック」のご相談をされる方が増えています。

 

 

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リースバックを選択する経緯としては

住宅ローンや税金の支払いが厳しくなり払えない、

でも、住み慣れた家を離れたくないのでリースバックしたい、

というご希望の方が大半だと思います。

 

しかし、

住宅ローンが残っているたり、事業用資金が残っていると、

リースバックは出来ないのではないかというご相談がよくあります。

 

結論から言えば、

ローンが残っている場合でもリースバックは可能です。

 

「リースバック」には様々なケースがあります。

 

子供のため、両親が高齢で、とその理由は様々ですが

その多くの相談で共通しているのは

「思い入れのある家から離れたくない」という気持ち。

 

 

引っ越す必要もなく

金利の高い住宅ローンや事業用資金、

他にも税金の未納による差押から解放されるとしたら。

 

そんな苦しい現状から新たな一歩を踏み出す為に

「リースバック」を選択される方が増えています。

 

 

私が受けた相談のひとつに

両親が亡くなりその自宅に娘さんが住み続けていて

今後もその自宅には住み続けたいというのがありました。

 

自宅に関しては両親が払い終えたので住宅ローンもありません。

 

それでも

「リースバック」という選択をされる方が多くいらっしゃいます。

 

たとえば

健康で長生きできれば良いですが

「いつ病気になるかもわからない」・「老後の貯えがない」

だからといって自宅を売って出ていくこともできない。

 

そんなときに「リースバック」で住み続ける事が出来るうえに

老後の為にお金を残すこともできる。

 

自分が亡くなったとしても子供たちが相続で争う心配もない

そういった観点からも「リースバック」を選択する方もいます。

 

住宅ローン・事業資金の返済が厳しい、税金が払えない

手元にお金を残したい、子供たちに迷惑をかけたくない

理由は違いますが

将来の家族や自分の為にも

「リースバック」を選択する方は今後も増えていくと思います。

 

おわり

 

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