任意売却を通して改めて考える家族と家について
こんにちは。任意売却コンサルタントの浜崎です。
先日、任意売却で解決された高山さん(仮名)のお話です。
家という物と、
家族の大切さについて改めて考えさせていただいた事例です。
高山さん(仮名)は東京都の足立区に家族4人で住んでいました。
住宅ローンの支払いや家計が苦しくなってきたのは、
3年前のご主人のリストラが理由だったようです。
ご主人は、パソコンや携帯電話など電化製品に入っている
基盤を作る仕事を20年前からされていました。
仕事に就かれた時期は、花形産業で給料も良かったので、
少し無理目に住宅ローンを組まれたみたいです。
ですが、10年ほど前から徐々に、
中国製品など安価な品物が市場に出回り
景気が悪くなり会社の売上も傾いていきました。
従業員100名を超える会社に勤めていらっしゃいましたが、
毎年、毎年リストラがあり、
ご主人が退職するときには、従業員が5名ほどになっていたみたいです。
そのような辛い状況でも、
高山さんとご主人は子供たちの為に、
リストラにも負けず、
高山さんはパートを2つ掛け持ち。
ご主人は運送業に転職をされ、
昼はドライバー、夜は荷積みのバイトと2つ掛け持ちし、
生活をされていました。
子供さんお二人も大きくなり
長男は専門学校、次男は私立高校に進み、
教育費も多くなってきたみたいです。
それでも、
子供達だけには苦労をかけたくないという気持ちから、
ご主人は早朝の新聞配達も始めました。
ただ、毎日の無理が続き、
仕事3つを掛け持ちするということで、
身体に負担がかかり体調を崩されてしまいました。
それでも、
2つ掛け持ちしながら頑張っていたんですが、
どうしても来月からの住宅ローン支払いが出来ない事になり。
滞納をする前にご相談をしていただきました。
結果としては、
滞納前に早くご相談をいただいたこともあり、
任意売却で無時に家を売ることが出来ました。
最後、お会いする日に、
高山さんご夫婦が私にお話してくれたことが、
「この10年ぐらいは住宅ローンを支払うために
生きてきたようなものです。
子供の為と言いながら、
遊ぶ時間や触れ合う時間も少なく逆に辛い思いをさせてしまった。
本当は自分たちのためだったのかも知れません。
家というものに囚われ過ぎていました。
家という箱は別のものに変わるかもしれませんが、
リビングにある椅子、テーブルは変わらず、
そこに出てくる料理と会話、
家族も変わりません。
今からは、子供達との時間を取り戻したいと思います。」
とお話してくれました。
ご家族によって色々な想いがあると思います。
まずは、その想いをお聞かせください。
任意売却を通してお手伝いをしたいと思っています。
おわり
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