相続は怖い!?代位登記から競売、そして任意売却へ

こんにちは。全日本任意売却支援協会、

任意売却コンサルタントの小野です。

 

8月の終わりから突然涼しくなって、秋を感じさせますね。

例年よりも気温が低いようで、暑さが恋しい今日この頃です。

今回も任意売却を無事完了され競売を回避された方のお話です。

 

勝田祥子さん(仮名)は、東京にお住まいの45歳。

ご主人とお子さん2人と暮らしていました。

 

実家である神奈川では、15年前に父親が他界したため、

母親が一人暮らしをしていました。

 

その祥子さんのもとに、ある日突然、

母親から自宅が競売に掛けられたとの電話が入りました。

 

驚きはしたものの、祥子さん自身は、

「母親も80歳を超えて、もしかしたらそういうこともあるのかな」と

思っていたそうです。

 

しかし、自宅で見せられた裁判所からの手紙には、

債務者の覧に母親の名前とともに「勝田祥子」の文字が・・・

 

「なぜ、自分の名前が!!」

「実家の競売に、何故自分が・・・」

 

その手紙を見せられた時の驚きは、

今でもトラウマになっているそうです。

 

頭が真っ白になり、その日は全く眠れなかったそうです。

 

しかも、ご主人に心配を掛けたくない一心で、ずっと言いだせない

日々が続き、一人でずっと悩まれたそうです。

 

そもそも競売の原因は、母親が税金を約300万円払っていなかったことでした。

 

そして、祥子さんが事件の当事者だったのは、

実家の名義が父親のままだったため、

競売を申し立てた債権者が、代位登記をしたのです。

 

代位登記とは、登記の申請ができない立場の人でも、法律(民法)の

定めによって申請人に代わって登記の申請をする事ができるものです。

 

今回の場合ですと、債権者が相続人を特定するため、代位登記をし、

亡くなった父親の相続人である母親と祥子さんに対して、

支払うべき税金を支払うように、命令を出してきたのです。

 

祥子さんはその後、自分一人で抱え切れなくなり、ようやく

ご主人に相談しましたが、300万円もの大金をすぐには用意できません。

 

また、母親とこの先どうしていったらいいか分からず、

インターネットで、当、全日本任意売却支援協会のことを知って、

藁をもつかむ思いで、全日本任意売却支援協会にご相談に来られました。

 

早速、祥子さんはご主人と母親と3人で丸の内にある

全日本任意売却支援協会の東京相談室にご来社されました。

 

その中で、見つけた解決策は、

「実家を売却して、その費用を未払いの税金に充てること」

「母親は、東京の家に呼び寄せること」

ということでした。

 

母親は娘に税金の支払いで負担を掛けたくない。

祥子さんは母親を助けたい。

 

ご主人は、困っている妻と、その奥さんに手を差し伸べたい。

その思いが、とても暖かくて、相談員である私も思わずグッと来てしまいました。

 

ご相談を頂いてすぐに、任意売却の成立に向け協力的な、

投資家などにお声掛けさせて頂きました。

 

その後、競売をかけた神奈川県の納税課ともお話しし、

なんとか無事に、調整をつけることができました。

 

結果として、実家を任意売却することになりましたが、

競売という最悪の事態を避けることができ、

税金の完済にもこぎつけることができました。

 

最近、お礼のお手紙を頂きましたが、今ではスッキリとした気持ちで、

母親とご主人と3人で幸せに暮らしているそうです。

 

今回、任意売却のお手伝いをさせて頂いて、特に印象的だったのは、

「もっと早く相談すればよかった」という一言です。

 

実は、全日本任意売却支援協会に相談し、無事に解決された方々の

ご感想の第1位と言っても過言ではない一言が、

この「もっと早く相談すればよかった」なのです。

 

さて、「代位登記」からの任意売却の事例はいかがでしたでしょうか。

 

初めて聞いたという方もいらっしゃると思いますが、知らないだけで、

今回のような競売、任意売却の問題に直面すると

思われる方々は非常に多いのです。

 

「父親が亡くなって何年も経つが。」

「先日、母親が亡くなったけど。」などと、少しでも心当たりのある方は、

一度、私ども全日本任意売却支援協会にお電話下さい。

 

競売を申し立てられるのは住宅ローンの滞納だけではありません。

しかし、どんな形で競売を申し立てられても任意売却が成立すれば、

競売を避けることが出来るのです。

 

私たち全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントは、

相談者の方の大切な財産を競売から守るため日夜、奮闘します。

 

 

終わり

 

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