「生活に余裕が欲しい」
こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。
今回は遅れていた住宅ローンの完済と手元資金の確保のためにリースバックをした方のお話です。
相談者は、千葉県にお住いの谷村さん(仮名)です。
谷村さんは奥さんと二人暮らしです。
自宅はマンションを20年前に中古で購入しました。
谷村さんは新聞販売店で一生懸命働き、奥さんもパートで家計を支えて、二人でローンの返済を頑張ってきました。
ところが2年前に谷村さんの勤めていた新聞販売店が倒産し、転職を余儀なくされました。
転職と共に収入も8万円ほど少なくなり、奥さんがパートの時間を増やしたり、
生活費を切り詰めたりして何とかやってきました。
しかし、それも長くは続かず、管理費の滞納やキャッシングによる借入が増えてきました。
住宅ローンの支払い遅延も始まり、固定資産税や住民税も滞納するようになりました。
このままではせっかく購入した家を失ってしまう…
何とかローンも完済して、そのまま済み続けられる方法がないか、
インターネットで調べると、「リースバック」という方法があることが分かりました。
谷村さんはすぐに当協会に連絡をして、相談にお見えになりました。
リースバックでは、買取価格が上がるとそれに連動して家賃も上がります。
つまり手元にお金を残そうとすれば家賃が上がるので、高く買ってもらうと
リースバック後の生活が大変になる場合があります。
出来るだけ安く買ってもらえれば、家賃は安くなり、また将来買い戻しもし易くなります。
谷村さんはローンの返済と滞納税の完済が出来れば良かったので、何とかそれらが
出来る価格で、家賃も無理なく支払える金額を希望しました。
相談後、すぐに当協会の投資法人へ相談し、すぐに候補の会社が見つかりました。
今回のリースバックで、住宅ローンや滞納税の完済と、手元に少しお金を残すことが出来ました。
谷村さんは何かあった時の貯金が出来ると大変喜んでいました。
谷村さんは奥さんと2人でまた無理のない生活を始めることが出来ました。
早い相談が、今回の素早い解決につながりました。