あの時に任意売却をしていれば・・・。
こんにちは。任意売却コンサルタントの松山です。
今回は、約2年ぶりにお電話をいただきました、
東京都三鷹市の小山さん(仮名)の実例をご紹介します。
最初に任意売却のご相談のお電話をいただいた約2年前、
当時の小山さんはまだ住宅ローンは滞りなく返済していました。
任意売却のご相談のお電話をいただいた理由としては、
勤務先の会社の業績が下降傾向にあり、将来的に返済の不安を覚え、
任意売却をするべきか悩んでいる・・・とのことでした。
ただ、そのときはまだいくらかの貯金があり、
任意売却はまだ現実的ではないと考えてらっしゃるようでした。
そのため小山さんは、将来的に返済の不安はあったものの、
「もうしばらく頑張って返済を続けます。」ということでした。
しかしその後・・・
先日お電話いただいたときの小山さんの第一声が、
「松山さん・・・競売になってしまいました・・・。」でした。
約2年ぶりのお電話でしたが、
当時、じっくりとお話しさせていただいておりましたので、
小山さんのことはしっかりと覚えておりました。
この2年間のことを含め、状況を詳しくお聞きすると、
今から1年前にとうとう返済が止まってしまったとのこと。
会社の業績が下がり続け、ボーナスがなくなり、
給料が下がってしまったのです。
また、お子さんが二人いらっしゃいましたが、
まだ小学生と幼稚園。
学費などこれからいろいろとお金が必要になるときです。
そのため収入よりも支出が上回るようになりました。
さらに、その状況に業を煮やした奥様から離婚を
突きつけられたとのことでした。
小山さんは、お子さんのため、離婚を避けるため、
自分の力でなんとか解決しようしたものの上手くいかず、
住宅ローンだけでなく、固定資産税も滞納するようになってしまいました。
すると、銀行からだけではなく、市役所からも督促が来るように・・・。
小山さんは精神的に随分と追い込まれたようです。
それでもなんとかしようと考えたものの
やはりどうしようもなくなってしまったようです。
今回、小山さんからお電話いただいたのは
競売が終了した直後でした。
競売が終了した後では任意売却をすることはできません。
あと1か月早くお電話いただければ、
任意売却ができたかもしれません。
今回の小山さんの実例だけでなく、
競売が終わってから慌ててご相談のお電話をいただく例は
少なくありません。
もし、今、
「近い将来、住宅ローンや固定資産税が払えなくなるかも・・・」と
少しでも感じていましたら、お早めにご相談ください。
リースバックで住み続けることが可能な場合もあります。
1人で悩むより、まずは専門家にお話しください。
その一歩が具体的な解決につながります。
おわり
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