競売入札まで2週間・・・しかし任意売却で競売回避

みなさんこんにちは。

全日本任意売却支援協会、任意売却のコンサルタントの鈴木です。

 

さて今回は、先日当協会にご相談に来られました、

Uさんのお話をさせて頂きたいと思います。

 

ninibaikyaku_20160720

 

Uさんご夫妻は、およそ22年前に

マンションを購入されました。

 

当時Uさんは、サラリーマンで、

それなりの収入もありましたから、

4000万円のローンを組まれました。

 

 

それから、約10年後。

脱サラしてご夫婦で飲食店をはじめました。

 

経営は順調で、店舗も4店舗まで増えて、

従業員もアルバイトを含めると25名近くになりました。

 

しかし、今から8年前、

奥様にガンが発覚!

 

高額な治療費も必要になり、

また、Uさんも忙しい仕事の傍ら、

家事と子育てと今まで以上に

時間に追われるようになりました。

 

順調だった経営も、

時を同じくして売上が右肩下がりになり、

住宅ローンは何とか返済していましたが、

固定資産税や社会保険料、消費税の支払いが

困難になっていきました。

 

滞納額が増え、県税事務所、市税事務所、財務省等から、

マンションが差押えられ、とうとう住宅ローンの支払いも

困難になりました。

 

約半年後、ついに銀行から

マンションの競売の申し立てがなされました。

 

現実から逃げるように店を切り盛りしていましたが、

競売の入札まで残り2週間に迫ったある日、

Uさんから当協会に任意売却のご相談のお電話がありました。

 

 

Uさんのご希望は、

「何とか自宅を残したい。このまま住み続けたい。」

というものでした。

 

ただ、残された期間は2週間。

 

Uさんには、

「正直、無理かも知れません。」

「ただし、可能性は0ではないです。できるだけのことはします。」

とお伝えしました。

 

 

さて、ここからは時間との戦いです。

 

普段からご協力して頂いている投資家に連絡。

ある程度手応えのある返答をいただきました。

 

次に、銀行と県税事務所、市税事務所、財務省との調整です。

 

一番の困難は財務省でした。

滞納額は、延滞税を含めると

1000万円以上になっていましたから・・・。

 

ただ、競売になれば財務省に配当はありません。

そのあたりを粘り強く交渉して、

何とか差押え解除の許可をもらうことに成功。

 

その結果、任意売却は無事に完了。

 

さらにリースバックという方法にも成功して、

賃料を支払う形で住み続けることができました。

 

 

今回は、入札まで残り2週間という

短い期間で何とか任意売却が成立できました。

 

ただ、販売期間は長ければ長いほど、

任意売却の確率は高くなりますし、

ご希望を叶えることが可能になります。

 

「今は払えているけれど、この先は不安だ。」

という方からのご相談も増えています。

 

些細なことでも大丈夫です。

お気軽にご相談下さい。

 

東日本の方はフリーダイヤル 0120-69-1108

西日本の方はフリーダイヤル 0120-57-1108

 

リースバック

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