なかなか言えなかった住宅ローンの悩みとは

任意売却の専門コンサルタントの谷口です。

 

皆さんに質問があります。

 

ご家庭の生活費を管理されているのは

奥様ですか?それともご主人ですか?

 

ninibaikyaku0607

 

信頼してパートナーに毎月の支払いを任せていると、

把握をしていない場合が多くあります。

 

この場合、住宅ローンを滞納してしまうと、

家族に心配をかけないため隠してしまい、

金融機関から「一括請求」が届いて初めて

家族に打ち明けるケースが少なくありません。

 

さて、今回お話しさせていただくのは、

ご主人が生活費の管理をしていたが、

一括請求の手紙が届いて、

住宅ローンを滞納していることを初めて知った

岡田さん(仮名・奥様)についてです。

 

岡田さん夫婦は、

一戸建ての家を購入する為に住宅ローンを組みました。

 

ご主人は通信関係の会社を経営されていて順風満帆。

生活にかかる支払いは全てご主人が管理していましたが、

奥様は何も心配がなかったとの事です。

 

 

しかし、家を買ってから18年が経った頃、

奥様は、ご主人から話があると言われました。

 

ご主人は疲れた様子で、

「昨日、銀行から一括請求の手紙が届いた・・・」

「このままだと競売になってしまう」とおっしゃったそうです。

 

詳しく話を聞くと、

実は経営がかなり傾いており、生活費を捻出するのにも苦労していて、

半年間も住宅ローンを滞納していたとのことでした。

 

奥様は、

ご主人が長年頑張ってくれていたこと、

また、心苦しかったであろう気持ちを察し、

やみくもに責めるのではなく、解決方法を調べることにしました。

 

 

当協会にご相談に来られた際、

ご主人は自分だけを責めてしまっている状況で

本当に疲れている表情でした。

 

そこで私達が岡田さんご夫婦に希望を尋ねると、

「頑張って購入した家が競売になるのは悲しい」

「なんとか任意売却を行い新しい生活をスタートさせたい」

とのこと。

 

その際、「一緒に頑張りましょう」と伝えた時の

ご主人の安心した表情を今でも覚えています。

 

早速、任意売却を進めるべく、すぐに金融機関に行きました。

任意売却は初動のスピードが大切です。

 

その甲斐があって、2ヶ月後、任意売却が完了。

 

最後に岡田さん夫婦に会ったときには

大変喜んでいただき、私達も嬉しい気持ちになりました。

 

悩みを誰かに託す事は、決して悪くありません。

 

競売を避ける方法はあります。

 

東日本の方はフリーダイヤル 0120-69-1108

西日本の方はフリーダイヤル 0120-57-1108

 

任意売却とは

≪任意売却に関するページ≫

  1. 任意売却のデメリット
  2. 任意売却の費用
  3. 任意売却後の残債務について
  4. 任意売却によるリースバックで住み続ける

≪任意売却Q&A≫

  1. 住宅ローン以外に、複数の借入れがあります。任意売却はできますか?
  2. 手元に現金が無くて引越しもできません。それでも任意売却は可能ですか?
  3. すでに他社へ任意売却を依頼していますが、相談してもいいですか?