不動産を担保に個人からお金を借りて・・・(1)

全日本任意売却支援協会の鈴木です。

毎日暑い日が続きますので、水分補給・塩分補給をしっかりしましょう!

 

今回のお話は「不動産担保ローン」についてです。

 

病気

 

今回相談いただいた内容は

Yさんが一人で暮らされているマンションのお話です。

10年前、ご主人が亡くなり、住宅ローンの返済は終わられていました。

 

5年前にがんになられ、医療費などたくさんの費用が

必要になられたそうです。

 

収入もそれほど多くなかったので、治療費を払うため

住んでいるマンションを担保に入れ借り入れをしたそうです。

 

ここまではよくある話なのですがそのあとが問題でした。

 

また最近体調を崩され、返済が出来ない状況になったそうです。

そうなると担保を取っていた金融会社は返済を求めてきます。

 

今後返済ができないのであれば法的手段の形になりますが

今回はそんな内容ではなかったようです。

 

金融会社の関係の不動産屋さんが突然家に来て

「返済ができないのであれば、マンションを当社に売れ」

と言ってきたようです。

 

突然そんなことを言われたYさんは

びっくりして断ったそうですが

その不動産屋もしつこく、

「返せないなら、マンションを売るしかない

すぐ引っ越したほうがいい」

とまで言ってきたそうです。

 

Yさんも

あまりにもしつこいのでかなり気がめいったようです。

 

もうあきらめて

その不動産屋に売却を頼もうとしたのですが

想像以上に安い値段を提示してきたようです。

 

その金額を見たYさんは我に返り、

売却するならより高く売りたいと思われ

各不動産屋に連絡を取り見積を取ったそうです。

 

しかし、他の不動産屋さんは

借入先の抵当権者が個人名であったため

ややこしくなりそうなため、どこの不動産屋さんも

安い金額の提示しかなかったようです。

 

Yさんはまた行きづまり

あきらめていたところ当協会のHPにたどり着きました。

 

結果は次回のブログでお伝えします。

 

おわり

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