任意売却!安易な所有権移転にはご注意を!
みなさん こんにちは。全日本任意売却支援協会
任意売却の専門コンサルタントの浜崎です。
さて本日は「贈与」についてです。
先日とあるお客様(Aさん)から
任意売却の相談を受けました。
ご自宅の謄本を見てみると、
そこには「●●税務署」の差押がありました。
とある事情から形式上、お姉さんの名前で
相続登記の手続きをしたのですが、
実態はAさんが事業用に使用していたとのことでした。
時期をみてAさんの法人に贈与をしたのですが、
それが、なんと贈与税の発生原因となり
なんと!!!600万円もの贈与税の課税がなされたそうです。
600万円も支払いができず、今では延滞税(年利14.6%)も
含めて800万円にまで膨れ上がっているのでした。
当時はお母さんもご存命だったそうなので、
お母さんに全てを相続させていれば相続税は、
一切課税されずに済んだのですが・・・
素人の発想(ちょっときつい言い方ですが)で、
不動産の所有権をポンポンと移したばかりに
払わなくてもいい税金を払う羽目になってしまったのです。
それも、800万円も・・・(驚)
「どうしてこのようなことを?」と質問しました。
すると、「あるコンサルタントに聞いたらそうしろ」と言われたとのことです。
私はため息しか出ませんでした。(涙)
実は、コンサルタントの指示で所有権を移して、
差押が入ってしまった例を見たのはこれで5度目です。
自宅を始めとする不動産に関することは大きな問題です。
1人だけの意見を聞かず、セカンドオピニオンとして
全日本任意売却支援協会の任意売却の専門コンサルタントをご利用下さい。
相談は無料です。
複数の専門家の話を聞いて損はないと思います。
いずれにしても、贈与税はもっとも税率が高い税金のひとつです。
みなさんも安易な所有権移転には、くれぐれもご注意下さいね。
終わり
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