住宅ローン滞納と保険の関係

みなさん、こんにちは。

任意売却コンサルタントの松山です。

 

今日は団体信用生命保険についてお伝えしたいと思います。

みなさんも住宅ローン組んだ時に加入したと思いますが

覚えていらっしゃいますか。

これは簡単に言ってしまえば

万が一ローン債務者が亡くなった時に

住宅ローンの残りがゼロになるというもの。

 

これは遺族の方にとっても、大変ありがたいもので

奥様(もしくはご主人)が一人でお子さんを養っていくとなっても

十分生活していけるようにはなりますよね。

 

ただし田中さん(仮名)の奥さんは残念ながら保険がおりませんでした。

 

働き盛りのご主人が体調不良である日病院へいくと

まさかの末期がんで余命半年の宣告。

 

当然医療費もかさみ、ついに住宅ローンは滞りがちに。

奥さんも茫然自失でなにもかも考えるゆとりもなかったのでしょう。

 

なんと住宅ローンは滞納6ヶ月を過ぎ、保証会社に代位弁済されてしまいました。

 

そして1ヵ月後ついにご主人は亡くなります。

奥さんも頭では団体信用生命保険のことがあったようです。

 

しかし時既に遅し。

保証会社に移行してしまったら団体信用生命保険の適用はありません。

 

結局、名義もご主人でしたから任意売却もできず競売となりました。

いざという時の団体信用生命保険についてしっかりと知識を持って

対応していってもらいたいという事例でした。

 

ローンについてはご主人もしくは奥様一人に任せることなく

しっかりと把握しておいてもらいたいと思います。

 

おわり

 

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