住んでいない家のローンが払えなくなった
みなさんこんにちは、任意売却コンサルタントの松山です。
花粉の季節もやってきて、花粉症の方は辛い時期ですね。
そのかわり春まであと少し、寒い冬も終わりが見えてきました。
不動産業界も繁忙期に入り、物件も多数動いてはいますが、
当協会への相談の声は日夜寄せられています。
先日、任意売却の決済を終えた方の紹介をしたいと思います。
北海道にお住まいの吉永さん(仮名)は埼玉に不動産をお持ちでした。
埼玉のお家は現在は、空室で倉庫替わりになっていました。
というのも、吉永さんは自営業で、仕事の都合があり、
3年前からご夫婦で北海道に居を構えていたのです。
埼玉のお家は、埼玉の実家に帰る際に利用している程度だったそうで、
仕事がひと段落したら、将来的にこのお家に戻りたいと考えておられました。
北海道で賃貸で借りている家賃と、埼玉の自宅の住宅ローンの返済と
ダブルで支払いが発生していました。
ところが、、、
北海道での仕事に難が生じ、収入が激減してしまいました。
なんとか家賃とローンを払っていましたが、
取引先の倒産や売掛金の未回収が続き、生活は苦しくなる一方。
家賃だけはなんとか払っていたものの、
埼玉の自宅の住宅ローンが滞り始めました。
しかし吉永さんは
「仕事が順調になればなんとかなるはず」
とローンの支払いは後回しになっていました。
ところが仕事はますます回らなくなり、
埼玉に帰るめどもたたないまま、自宅は競売の申し立てを受けてしまいました。
その状況で吉永さんは当協会へ相談の問合せを頂きました。
遠方でしたので、書類のやりとりは郵送になりましたが、
取り急ぎ、電話でじっくりお話をしました。
埼玉のご自宅についても、すぐにご自宅の査定をし、
競売を避けるために限られた時間内で販売活動を続けました。
なんとか買い手がつき、銀行との話もまとまりました。
売買決済の時は本人にお越しいただく必要があったので、
決済日当日、お会いする事が出来ました。
吉永さんは
「埼玉のご自宅は失ったものの、最悪の事態は避ける事が出来ました。」
「もう少し北海道で頑張って、また戻ってきます。いい再出発ができそうです。」
とおっしゃっていました。
住んでいるご自宅、住んでいないけどローンだけ払っているご自宅、
様々な状況の方がいらっしゃると思いますが、当協会ではどんな状況でも
ご相談に応じます。
諦めるまえにまずはご連絡を・・・
ご連絡お待ちしております。
東日本の方／0120-69-1108
西日本の方／0120-57-1108
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