離婚前・後で悩む、住宅ローンの問題
皆さん、こんにちは。全日本任意売却支援協会の中井です。
今朝も、寒い朝でしたね。
天気予報では、今週の最高気温は平年よりも低く、大阪では5℃前後になるようです。
受験シーズン、卒業式シーズンでもありますので、
インフルエンザなどに感染しないように、気を付けてくださいね。
離婚前、または離婚後に、当協会にご相談に来られる方がいらっしゃいます。
主なご相談内容としては、
離婚前は、「離婚する時に連帯保証人を外れたい」
「自分はこの家に住まないので、住宅ローンを支払いたくない」などが主な相談内容で、
離婚後は、「元夫に、私と子供が住んでいるが住宅ローンの支払いができないと言われた」
「このまま住み続けたいけれど、元夫が住宅ローンを滞納し始めた」などです。
まず、「離婚する時に連帯保証人を外れたい」というご希望ですが、
実は、非常に難しいというのが現状です。
理由としては、多くの方が残っている住宅ローンを一括で返済できないからです。
住宅ローンの残りが少なければ、身内の方からお金を借りるなどして完済され、
連帯保証人を外れることも可能ですが、離婚に関するデータによると、
結婚後5年前後で離婚される方が最も多く、住宅ローンが、まだかなり残っているため、
一括で返済することは、かなり難しいのが現状となります。
次に、「このまま住み続けたいけれど、住宅ローンを滞納し始めた」というご希望ですが、
このご相談は、当協会に寄せられる相談の最も多い理由の一つです。
離婚する際、お子さんがいらっしゃるご家庭では、一番にお子さんのことを
考えられると思います。離婚するだけでも、お子さんにとっては辛いことなのに、
その上、学校を変わることになるのはかわいそうと思われ、奥様とお子さんは、
そのまま家に住み続け、ご主人がそのまま住宅ローンを支払い続けるという形が、
多くなるのだと思われます。
この場合、ご主人は自分の家の家賃も支払うことになるので、二重の支払いで、
徐々に厳しくなってきてしまい、ついには滞納してしまい、ご主人から連絡を受けた
奥様が、どうしたらいいかとご相談に来られるのです。
どちらの場合も、当協会では多くの解決実績があり、専門相談員が
それぞれの状況に合わせたご提案をさせていただきますので、
一緒に解決していきましょう。
終わり