地域別の任意売却について兵庫・神戸編

全日本任意売却支援協会の松山です。

さて、今回は兵庫(神戸)にお住いの方々が任意売却をする場合の特徴を解説します。

 

 

20170921

 

兵庫(神戸)にお住まいの方が任意売却する場合ですが、他の地域と比較するとどうなのでしょうか?

今回は、特に神戸市より東側の地域(尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、西宮市、芦屋市)を中心に解説します。

 

この地域(いわゆる阪神間)は、南の海沿いから北に向かって順に、阪神電車、JR、阪急電車が並走しており、その利便性ゆえに関西圏の中でも特に人気のエリアです。

1994年の阪神・淡路大震災によって大きな被害を受けた地域でもありましたが、その後の復興によって、以前にも増して関西屈指の人気エリアとなり、その座は揺るぎないものです。

 

梅田に近く、一方で神戸三宮にも出やすいというのは、最大のメリットと言えます。

それはつまり、不動産の流通性においても最大のメリットであり、市場相場からかけ離れた高値でない限りにおいては、購入希望者が多くいるということです。

 

購入希望者が多いということは、実際、任意売却をするにあたっても、成功する確率は他の地域と比較すると高いと言えるのです。

 

購入希望者は、住むことを目的とした一般的な人たちだけではありません。

投資先として、不動産会社や投資家にとっても欲しい物件であるのです。

 

つまり、「住宅ローンが返済できなくなった・・・」「銀行に競売を申し立てられてしまった・・・」という状況であっても、銀行との話し合いをして応諾を取ることができれば、賃貸住居としてそのまま住み続けることも可能になります。

 

これが、いわゆるリースバックです。

>>任意売却によるリースバックで住み続ける

 

ただし、注意しなければならないこともあります。

任意売却をする場合の最も大きな注意点は、「できる限り早めに相談する」ということです。

 

住宅ローンの滞納が続くと、いずれ金融機関から競売が申し立てられます。

競売が申し立てられたとしても、ほとんどの場合で任意売却をすることは可能です。ただし、時間的な制約が厳しくなります。なぜなら、任意売却が完了するまでは、競売の手続きは進行したままであるからです。

 

多くの金融機関は“入札日”の前日までなら任意売却を認めるとしています。

※入札日とは、実際に落札希望者が入札を始める日です。

 

入札日以降は、残念ながらほとんどの金融機関が任意売却を受け付けません。どうしようか迷っている間に時間切れ・・・とならないためにも、早めに任意売却をするかどうかの検討をしましょう。

 

>>関連ブログ「神戸の人が任意売却をするなら」

 

【兵庫県(神戸・西宮・尼崎など)の任意売却に関するページ】

hyogo

>>兵庫県(神戸市・西宮市・尼崎市など)の任意売却

 

≪任意売却に関するページ≫

  1. 任意売却のデメリット
  2. 任意売却の費用
  3. 任意売却後の残債務について
  4. 任意売却によるリースバックで住み続ける

 

≪任意売却Q&A≫

  1. 住宅ローン以外に、複数の借入れがあります。任意売却はできますか?
  2. 手元に現金が無くて引越しもできません。それでも任意売却は可能ですか?
  3. すでに他社へ任意売却を依頼していますが、相談してもいいですか?