任意売却で残るローンのために、自己破産はする必要がありますか?
みなさんこんにちは。
全日本任意売却支援協会の新井です。
今回のお話しするのは、任意売却と自己破産についてです。
任意売却をした後は、自己破産をするのでしょうか?
任意売却と自己破産は同じようなものでしょうか?
この2つの質問は、多くの相談者の方より非常に沢山いただきます。
先に結論から申し上げますが、任意売却と自己破産は全くの別物ですし、
自己破産をする必要がある訳でもありません。
皆さんがこの質問をされるのは、
ほとんどのケースで任意売却をしてもローンが残るからです。
自宅を売却して、住宅ローンや税金の滞納分を全て返済できるのであれば、
そんなに悩む必要もないですよね?
ですがご相談に来られるほとんどの方が、自宅を売却しても、
全てを返済できる価格で売れないのです。
こういう背景から、借金が残るので、
自己破産をしなければならないと考えてしますのです。
ですが、残った住宅ローンの返済に関しては、金融機関との話合いにより、
柔軟に対応してもらえるケースがほとんどですので、
実は当協会で任意売却をして、自己破産をされる方はほとんどいないのです。
自己破産を無理にする必要はありません。
ですが、本当にご相談に来られる多くの方が、
自己破産をしなければならないと思っておられます。
自己破産という言葉だけでも、精神的に重く負担になると思います。
同じように悩んでいる方が、このブログを見て少しでも安心していただけたら嬉しいですね。
もう一度、言いますね。
自己破産をしなくても、解決はできます。
自己破産をしなくても解決出来る方に対して、弁護士や司法書士と連携して、
安易に自己破産の必要性を促し、依頼をもらおうとする業者もいますので、
そういう場合は少し注意をして下さい。
自己破産をする前に、正しい知識のある所へ相談して下さい。
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