タワーマンションを高く売る方法
みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会の生山です。
今日は、タワーマンションを高く売却する方法についてお話します。
(通常の売却・任意売却、どちらにも共通しています)
今は新築マンションと言えば「タワーマンション」というくらい、
都市圏を中心に、タワーマンションの建設が進んでいます。
タワーマンションは、
およそ15年前から建築されるようになりました。
どうして、タワーマンションが増えてきたのでしょうか。
少し専門的なお話なりますが、
建築主からすると敷地が狭くても住戸数が多く作れるので、
コスト削減のメリットがあります。
これが、タワーマンションが多く建設されているの要因のひとつだと
考えられます。
タワーマンションは、マンションの購入を検討している方にとっても
魅力的な物件です。
タワーマンションは湾岸エリアに建築されている事が多いので、
上層階からの見晴らしと眺めは素晴らしいものです。
その他、充実した管理サービス、共用施設、防犯性が高いこともあり、
人気が高くなります。
また、タワーマンションは、現在の建築技術を結集しているものなので、
クオリティが高く、建物の安全性も高いです。
「タワーマンションに住んでいる」という事だけでも、
ステータスが感じられるのではないでしょうか。
その一方で、タタワーマンションならではのデメリットもあります。
①差別化が図りにくい
前述したとおり、タワーマンションは、狭い敷地の中に多くの住戸数があるので
同じ場所に同じ間取りの部屋が数多くあり、
他のお部屋が販売していて、販売時期が重なると、差別化が図りにくいのです。
②見晴らしと眺めが無い
タワーマンションは建築上の法律から同じエリアに建築されます。
建築当時はバルコニーから見える景色は素晴らしいものでしたが、
後から後からタワーマンションが建築され魅力でもある見晴らしと眺めが無くなってしまいます。
③修繕積立金・管理費が高い
新築当時は管理費・修繕積立金も低く設定されていますが、
管理費・修繕積立金が他のマンションよりも高い事です。
建築クオリティが高いために修繕費も高くなります。
高層階までのエレベーターたけでも相当の修繕費が必要になります。
管理費もフロント常駐や共用施設、細かいサービスがありますので、
どうしても管理費は高くなります。
この3つのデメリットの中で、売却時に、一番注意する事は、
1つ目の「差別化が図りにくい」になります。
2つ目、3つ目は、購入する方の目線です。
そこはわかっていて購入を検討されると思います。
何故、1つ目の「差別化が図りにくい」かというと、
タワーマンションは住戸数も多いため、
常に売却している部屋がたくさんあります。
購入を検討されている方から見ると、
同じ見晴らしと眺めで同じ間取り、
21階と23階で価格も一緒であれば、
どちらを選びますか?
2階上なので絶対に23階を購入する!
という方もいらっしゃるかも知れませんが、
100%の決め手にはならないと思います。
それであれば、
何を差別化して、購入を検討している方に選んでもらうのか。
価格しかなくなります。
価格で差別化を図ることになります。
では、タワーマンションを高く売るポイントは
すばり、時間です。
タワーマンションの場合、価格競争になるため、
早く売りたいために焦って、金額を下げてしまうことになりがちです。
ですから、
焦らずに時間をかけて販売するということが大切になります。
タワーマンションを任意売却、通常の売却をする場合は、
早めに専門家に相談をし、
焦らずに時間をかけて販売することをお勧めします。
≪任意売却に関するページ≫
≪任意売却Q&A≫