私道に面している一戸建てにお住まいの場合
みなさん、こんにちは。
任意売却の専門相談員、浜崎です。
今年は台風が本当に多いですね。
各線で運転見合わせなど交通機関に
影響を与えていましたが、みなさん大丈夫でしたか?
今回はそんな台風の中でも任意売却の
ご相談に来られた方のお話です。
東京都にお住まいの石原さん(仮名)は、
競売まで残り4カ月という差し迫った状況でした。
ご自宅は築50年と古く、
「近くのマンションに引っ越したい」という
ご希望をお持ちでした。
石原さんのご自宅は一戸建てで、
私道に面しており、おとなりの方達と
その私道を共有でお持ちでした。
一戸建てご自宅の任意売却の場合には、
買主さんに対して、
「お引き渡し前に私道を通行しても良い」
という承諾書をおとなりの方達から
いただくことになります。
ここで、石原さんに1つ問題が・・・。
実は、おとなりの方達がご高齢で長期入院中されており、
石原さんはその方達がどこの病院に入院中なのか
見当もつかないのです。
石原さんのご自宅を任意売却するには、
必ずこの方の承諾が必要になります。
実際には、土地家屋調査士の方に手伝っていただいて、
親族の方の住所をつきとめる事も可能です。
しかし、親族の方から本人に承諾の件を伝えていただいて
実際に承諾を得られるかどうかはっきりするまでには
それなりの日数が必要になります。
石原さんの場合ですと、競売の入札まで4ヶ月ありますが、
マンションや、公道に接している一戸建てにお住まいの方よりも
時間的に厳しい状況ということは
みなさんにもおわかりいただけましたでしょうか。
私道に面している一戸建てにお住まいの方で
私道を共有でお持ちの方はお早めにご相談ください。
東日本の方はフリーダイヤル 0120-69-1108
西日本の方はフリーダイヤル 0120-57-1108
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