不動産の査定額の罠
皆さん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会、
任意売却のコンサルタントの生山です。
今回は不動産の査定額というものについて、
お話したいと思います。
埼玉県に住む石田さん(仮名)は、
2年前に転職をして、給料が半分近くに減りました。
そして、月々の住宅ローンの支払いが、
厳しくなりつつありました。
その時に、近くの大手不動産店に、
自分の家を売却することについて、
情報収集しに行ったそうです。
お話していく中で、
その不動産会社が伝えた査定額は2700万円でした。
石田さんは、声には出さずとも、エッ!と驚いてしまいます。
何故なら、
石田さんは新築で2550万円で購入していたからです。
「2年前に買った不動産が、
値上がりすることってあるのだろうか・・・」と思いながらも、
自分の家の査定額が高いことは、悪い気がしません。
この不動産会社に任せてみようかなと、
売却依頼をしたそうです。
お願いして1週間後、すぐにお客さんが家を見に来ました。
そして、それからも何回か案内がありました。
しかし、なかなか買ってくれるところまで行かず、
2ヶ月を過ぎた頃、その不動産会社から、
金額の見直しの提案を受けました。
「そりゃ、そうだろう」と思いつつ、
2500万円で販売再開。
しかし、新築時とあまり変わらない値段で大丈夫だろうかと
少し不安になりつつありました。
そうこうするうちに、3ヶ月が過ぎても売れず、
半分近くになった自分の給料が、
いよいよ住宅ローンの支払いに追いつかなくなってきました。
その不動産会社に対する不信感から、
インターネットで、一括査定をお願いしたところ、
なんと、2600万円という価格が出たのです。
「これは何かが狂っている」
「最初2700万円と言われて売れず、
2500万円でも売れないのに、
2600万円という査定額が出たんです!」
石井さんは、インターネットで調べていくうちに、
たまたま全日本任意売却支援協会のことを知って、
すぐにご連絡を頂きました。
実は、不動産会社の査定額というものは、
高めにお伝えすることが多いのです。
私も過去に大手不動産会社におりました。
多くの不動産会社では、お客様を集めるために、
高めの金額を提示して、売却依頼を受けて、
その後少しずつ成約に向けて
金額を下げて行く傾向にありました。
何故こういうことをするかというと、
1人でも多くのお客様からご依頼頂いて、
売主さんから仲介手数料を頂きたいからなのです。
皆さんがもし、何かモノを売りたい時に、
やっぱり高い金額を出してきた会社に任せようとしますよね?
それと同じことなのです。
しかし、石井さんの場合は、そんなことよりも、
早く売却出来れば良かったのです。
住宅ローンの圧迫から解放されたかったのです。
結果として、当協会にお任せ頂いて、
なんと2週間で、適正価格で売却できました。
「高い査定額を出された時、やはり欲が出てしまった。」
「一番の希望である、住宅ローンの負担を減らしたいという問題の本質を見失ってしまった。」
「早く、こちらにお願いすれば良かった」
石田さんは今でも当時のことを振り返っては、
苦笑いをされていらっしゃいます。
さて、今、もし石田さんと同じ理由で、
不動産会社に売却依頼をされてる方がいらっしゃいましたら、
その売却価格は果たして適正でしょうか。
一般社団法人である、
全日本任意売却支援協会にご相談ください。
東日本の方はフリーダイヤル 0120-69-1108
西日本の方はフリーダイヤル 0120-57-1108
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