住宅ローン滞納「セール&リースバック」の任意売却事例
みなさん、こんにちは。
全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの新井です。
さて今回は、先日任意売却での「セール&リースバック」を
利用して、無事に息子さんで買戻しが成功した事例について
お話ししたいと思います。
相談者Aさんが当、全日本任意売却支援協会に
来られたのが、今年の1月下旬でした。
Aさんは、3年前に奥様を亡くし、
ご自宅にはお一人でお住まいでした。
購入して約25年、これまで住宅ローンは滞納せず返済
していましたが、昨年、体調を崩されました。
長距離トラックの運転手をしていたAさん。
体調を崩してしまうと当然、収入が激減します。
任意売却の相談時に、Aさんの希望を伺うと、
「愛着ある自宅を手放すことなく、住み続けたい」とのことでした。
早速、投資家にあたり、条件を提示しました。
Aさんは、これまで25年間も住宅ローンを滞納せずに
支払ってきましたから、残債務もそれほど多くはありませんでした。
よって投資家が住宅ローンの残金の全額を
弁済することにして、まずは競売を回避しました。
その後、Aさんは賃料を支払うことにより、
ひとまずは、住み続けることができました。
さて、今度は買い戻しに向けての動きです。
Aさんには近くに住む息子さんがお一人いらっしゃいます。
息子さんは結婚してお子さんがお二人いらっしゃいます。
Aさんは当初から「息子にだけは迷惑をかけたくない」と
言われていましたから、息子さんはこの状況を全く知りませんでした。
しかし、住み慣れた自宅の一大事です。
Aさん、息子さん、私の3人で、今後のことに
ついての話し合いの場を設けました。
息子さんは、「何でもっと早く言ってくれなかったのか?」と
お父さんを少し責める言葉から始まりました。
しかし、話しを進めるうちに・・・
「私にできることはないですか?」と
買戻しに関して非常に協力的な姿勢に変わっていきました。
息子さんは転職して1年経っていませんでしたが、
何とか住宅ローンの審査も通りました。
そして先日、無事に買戻しの決済を終えることが出来たのです。
決済当日、息子さんが「これで少しは親孝行できましたかね?」と
嬉しそうにお話しされたのが印象的でした。
セール&リースバックの一通りに手続きを終えた後、
息子さんからこのように言って頂きました。
「年明けから、親父と同居しようと思います。身体も心配ですし。
子供もお爺ちゃんと一緒に住めるって、大喜びです。
本当に有難うございました。」
このようなお言葉を頂くときこそ、
私たち任意売却コンサルタントが
最高の喜びと、やりがいを感じる瞬間です。
Aさんが勇気を出して私ども、全日本任意売却支援協会に
お電話して頂いてから約10ヶ月。
任意売却での「セール&リースバック」を利用して
無事に自宅を守ることができて本当に良かったです。
全日本任意売却支援協会にご相談に来られる方の
7割~8割の方が「自宅を守りたい」「住み続けたい」という
「セール&リースバック」のご希望をお持ちです。
既に競売になっている方、あるいは住宅ローンを滞納している方や、
返済が厳しい方でも、諦めないでください。
勇気をだして全日本任意売却支援協会まで
お電話して頂ければと思います。
任意売却コンサルタントが、相談者の方に喜んで頂くために、
精一杯、努めさせていただきます。
終わり
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