任意売却不成立!抵当権抹消の怖さ!

みなさん、こんにちは。

全日本任意売却支援協会、任意売却コンサルタントの康原です。

 

10月になりました。

クールビズ期間も終了し昨日からスーツを着用し始めましたが、

まだまだ暑いですね!

 

早く本格的な秋が来ればなと思う今日この頃です。

 

さて今日はやっかいな抵当権の抹消についてです。

 

みなさんの中にあまり名の知れていない金融機関や個人の方などから

お金を借入れされ、かつ返済は終わったのに抵当権の抹消を

済ませていないという方はいらっしゃいませんか。

 

Aさんはこの抵当権抹消が間に合わなかったがために

買主が見つかっていたにも関わらず、競売になってしまいました。

 

当、全日本任意売却支援協会にご相談いただいたのは、

競売入札の2週間前。かなり逼迫した状況でのご来社でした。

 

いままでの努力の甲斐もあって住宅ローンの残債はかなり減っており、

住宅ローン、滞納している税金など全てをお支払いしても

少しは手元にお金が残ります。

 

すぐに買主を見つけ、より相場に近い金額で

任意売却ができる運びとなりました。

 

しかし・・・

 

ここで問題が発生します。

 

抵当権の抹消のため書類の確認はご依頼いただいて

すぐに手配して頂いたのですが、いつまで経っても見つかりません。

 

そこで直接借入れしていた貸金業者に抹消書類の再発行をお願いしようと

連絡を取ろうとしたのですが、なんと倒産しているではありませんか。

 

倒産していると抵当権の抹消書類はもらえません。

 

なんとか方法はないかと、倒産時の破産管財人の先生に連絡を取ったり

他の手立てはないかと弁護士の先生に教えを請うたりしましたが、

競売の入札まで2週間。

 

どう考えても時間が足りません。

 

残念ながら任意売却が成立させることができず、

Aさんのご自宅は競売となってしまいました。

 

任意売却が成立すると喜んだ後だけに、

ショックは大きかったです。

 

みなさんも法務局に行って抹消手続きを取るのが

面倒くさいからとかいう理由で放置したままにされていませんか?

 

なにかあった時困るのはご自身です。

 

Aさんの件もご相談が早ければ抹消する方法はいくつかありました。

 

私自身も任意売却コンサルタントとして、

本当に悔しくてなりません。

 

時間はまさに財産です。

お早めのご相談お待ちしております。

 

住宅ローン滞納、任意売却、競売の回避の

ご相談は全日本任意売却支援協会の

任意売却コンサルタントへ。お待ちにしております。

 

終わり

 

任意売却とは

≪任意売却に関するページ≫

  1. 任意売却のデメリット
  2. 任意売却の費用
  3. 任意売却後の残債務について
  4. 任意売却によるリースバックで住み続ける

≪任意売却Q&A≫

  1. 住宅ローン以外に、複数の借入れがあります。任意売却はできますか?
  2. 手元に現金が無くて引越しもできません。それでも任意売却は可能ですか?
  3. すでに他社へ任意売却を依頼していますが、相談してもいいですか?