任意売却 東京のよくある相談

全日本任意売却支援協会の松山です。
当協会では、任意売却や住宅ローンにかかわる様々なご相談が寄せられています。多くが「住宅ローンの返済に困っている」というものですが、実は地域によって傾向があります。
今回は、地方にお住まいで東京に投資用のマンションを持っている方からのご相談について解説します。
東京に投資マンションをお持ちの方からは、おおよそ次のようなご相談をいただきます。
「東京は遠いから、実際にそのマンションを見に行ったことがないし、どこにあるかもよく分からない・・・」
「東京だから入れ替わり入居すると思ってたのに・・今は居住者がいるかどうかも知らない・・・」
「管理会社から突然家賃保証を打ち切られた・・・」
このように不安がられて任意売却のご相談に来られることが本当に多くあります。
典型的な例としては、まずは東京のような都会のマンションを1部屋購入されます。そして、続けざまに2部屋、3部屋と購入していってます。
そのほとんどは「1部屋だけだから空室のリスクがあるんですよ!もっとたくさん買えばリスクが減りますよ!」といったことを言われ半ば強引に買わされたような状況です。
実際に当協会に来られると「いつ空室になるか不安で不安で・・・。」「持っているだけでストレスでなんです。」「毎月赤字で家計が圧迫されてます。」というような不安に満ちたことをお話しされます。
中には「管理会社との契約内容を知らない」といったこともよくあります。
また、「投資用マンションでも任意売却ができるのでしょうか?」というご相談もいただきます。 もちろん、任意売却は可能ですのでご安心ください。
さて、投資用マンションは、最初の段階で購入を断れば問題ないのですが、先行きの見えない不安な将来を考えると、資産として持つことができ、かつ、不労所得が得られるとなれば、投資先としてマンションは魅力的なことに変わりありません。
さらにそのマンションが東京にあるとすれば、募集さえすればすぐに入居者が決まると思うのも無理はありません。
しかし実際は、退去後のリフォーム費用、築年数の経過による家賃の値下げ、大規模修繕など、当初の想定以上に支出と収入のバランスが崩れるのです。
1部屋ダメになって銀行への返済が滞ると立て続けに他の分も返済が止まりがちです。
ぜひ、早め早めの対策をしていただきたいと思います。
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