入居者が途切れ・・・投資マンションを任意売却

こんにちは、任意売却コンサルタントの浜崎です。

 

全日本任意売却支援協会には、投資用マンションを、

売却したいという方からの相談も数多く寄せられております。

 

今回は任意売却によって無事取り下げが出来たお客様より

アンケートを送っていただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

金子さんアンケート

 

神奈川県にお住いの金子さん(仮名)です。

金子さんは建築関係の会社に勤務しながら、老後の生活が少しでも

楽になればと、数年前に投資用マンションを購入しました。

 

 

最初は税金の還付を受けることが出来たり、販売会社の営業マンの

言う通りの収支になり、購入して良かったと思ったそうです。

 

 

しかし、2年前にマンションの建築会社が倒産し、系列の賃貸管理会社から

他の会社へ管理が変わりました。

ところが、その新しい管理会社は管理が雑で、一度賃借人が出てしまうと、

中々次の賃借人が入居しなくなりました。

 

賃貸マンション2

 

当然、利回りは急速に悪化し、住宅ローンや管理費、税金の持ち出しだけ

が続きました。

 

 

多額の住宅ローンが残っている場合、すぐに任意売却に踏み切る方が

少ないのは、まだ何とかなるという思いが先行するからです。

 

 

例えば、現在賃借人が居ないから苦しいが、もしかしたら来週に新たな

入居者が決まるかもというような期待からズルズルと先延ばしにしていた

結果、借金だけが膨らみ、どうにもならなくなる方が多いです。

 

 

せっかく購入したのに、今売却すると借金だけが残ってしまうという

思いも、大切な決断を思い留まらせるようです。

 

金子さんも何とかなるだろうと先延ばしにしているうちに、

2年が経ち、貯金も底をついてしまい、住宅ローンの滞納も続き、

これ以上は借金をしないと支払いが出来なくなるという状況で、

マンションの地元の不動産屋に相談したそうです。

 

 

ところが、その不動産屋も一旦は販売活動を開始しましたが、

販売価格が高く、買主を見つけることが出来ませんでした。

 

途方に暮れた金子さんは、インターネットで当協会のホームページを

見つけて、すぐに相談に見えたのでした。

 

その後、銀行から保証会社へ債権は移動し、金子さんは任意売却を

進めることが出来るようになりました。

 

 

当協会での販売活動を経て、金子さんの所有している投資用マンションは、

プロの投資家に購入をしていただくことになりました。

ある程度、リフォーム代も織り込む必要があり、一般の方では

収支が合わなかったからです。

 

無事に決済が終わった時、金子さんはとてもほっとされていました。

 

 

債務はまだ残っていますが、少しずつ支払えば何とかやっていける金額なので、

頑張って支払っていきたいと金子さんは決意を述べられました。

 

おわり

 

投資収益物件の任意売却

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