老後破綻と任意売却 その問題とは
こんにちは、任意売却の専門相談員の松山です。
老後破綻と任意売却 というテーマでお話いたします。
特にマンションにお住まいで、定年退職後の方からの
任意売却のご相談が多く寄せられます。
長く住み続けた大事なマンションです。
多くの方が「住み続けたい」とリースバックをご希望されます。
マンションにお住まいの方の老後破綻。
そもそも、なぜこのような問題が起きるのでしょうか?
理由1.固定資産税は支払い続けなければならない。
マンションは不動産です。
不動産は所有している限り、固定資産税を支払い続けなければなりません。
住宅ローンをすべて支払い終えたとしても免れません。
もし滞納が続いてしまうと、差し押さえされる可能性が極めて高く、
公売になりかねません。
理由2.管理費・修繕積立金を支払い続けなければならない
マンションに住んでいる間は、この2つの費用が発生します。
固定資産税と同じく、住宅ローンをすべて支払い終えたとしても、
支払い続ける必要があります。
特に、修繕積立金はマンションの老朽化が進むと、
高くなっていくことが多くあります。
35年の住宅ローンを支払い終えた頃には、
マンションの老朽化も進んでいる状態です。
そのため、定年退職後に重くのしかかってくるのです。
滞納が続くと、管理組合から競売を申し立てられることも多くあります。
税金についても、管理費・修繕積立金についても、
マンションの購入時には定年後のことを意識していない方が多く、
いざ年金のみの収入になったときに、困惑する方が多いのです。
せっかく住宅ローンをすべて支払い終えたのに、
税金や管理費・修繕積立金の支払いで競売になってしまう・・・
これは残念でなりません。
60歳を超えてから、このような問題に直面するのは、
精神面においても非常に負担になります。
加えて、最近は各役所の税金の督促は厳しくなる一方です。
「待ったなし」ということも少なくありません。
任意売却の相談員としては、
まだ余裕のあるうちに将来のことを
ぜひシミュレーションしていただきたいと思います。
そして、もし不安であったり、すでに危ない状況であれば、
遠慮なくご相談ください。
任意売却なら住み続ける方法もありますので、
今の苦しい状況を改善できることも可能です。
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