早期解決の任意売却で競売を避ける!
みなさんこんにちは、全日本任意売却支援協会、
任意売却コンサルタントの松山です。
すっかり秋の季節になり、気温の変化が著しい時期になりました。
体調管理にお気をつけ下さい。
さて、どんな時期でも全日本任意売却支援協会へ
任意売却の相談にこられる方は一年を通していらっしゃいます。
今回は先日、任意売却で解決した事例を紹介したいと思います。
千葉県千葉市にお住まいの清田さん(仮名:男性43歳)は、
任意売却の相談にいらした時、すでに引越し済みでした。
千葉市内に新築で一戸建てを購入し、ご家族で5年ほど住んでいました。
しかし、清田さんは自営業で建設設備関係の仕事を
長らくやられていましたが、仕事の多くは神奈川で受注を
もらうようになり、神奈川への出張も多かったため、
家に住む意味が無くなり、家族で神奈川に引越しをしてしまいました。
地元の不動産屋に依頼をし、売却活動を行いましたが、
まだまだ住宅ローンの残りが多かったため、
すべて精算するにはかなり高い金額で売らざるを得ない状況でした。
清田さんは住宅ローンを払いながら売り出しを行っていましたが、
引越し後約1年近くたっても、まったく売れる様子もありませんでした。
清田さんの住宅ローンの残りは2500万円。
しかし、市場相場は高くても2100万円を少し上回るほど。
というのも周りの新築がかなり安く売り出されていることもあり
中古となるとかなり見劣りしてしまうのです。
購入時は2600万円でしたが、5年払っていても
住宅ローンもまったく減っていない状況でした。
引越先の賃貸の家賃もあり、二重ローンのような生活が
長く続いてしまいました。
そんな中、仕事の受注が減り支払いが厳しくなってしまい、
ついには住宅ローンの支払いができなくなりました。
債権者から催促の手紙も来ていてどうしてよいかわからず、
大変不安な状況のなか当協会に相談に来られました。
「なんとか高く売ることができないか。」
「住んでない家の為に、生活がしんどい」
早速相談と依頼をいただき清田さんとも打合せをしながら、
任意売却の活動を勧めました。
相談も早い段階であったこともあり、
住宅ローンの貸主である債権者との話しも段取りよく行えました。
そして任意売却での販売のタイミングもよく、
販売開始後すぐに買主を見つけることもできた為、
競売の申立てを受ける前に任意売却での売却が完了したのです。
また早期に売却も行えたので、延滞金もかなり少なく
収めることができました。
「債務は多少残りましたが、
あのまま競売にかかっていたかと思うと、、、」
「でもこれで住んでいない家に囚われず、仕事に打ち込めます!」
清田さんは安堵の表情でおっしゃっていました。
元々は家族の幸せの為の自宅購入でしたが、
時にはこうして足かせにもなってしまう事もあります。
もし皆さんが同じようにお困りの状況でしたらお早めに、
全日本任意売却支援協会の任意売却コンサルタントへご相談下さい。
おわり
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