任意売却の相談のポイントは3つ
全日本任意売却支援協会の松山です。
ご相談者の皆さまからよくいただくお悩みの一つが「どこにどう相談したら良いか分からなかった・・・」です。
今回は、そのお悩みの答えとして“任意売却を相談する時の3つのポイント”を紹介します。
今回紹介する3つのポイントさえ押さえておけば、今の苦しい状況から解放される可能性が高まります。
それでは早速いきましょう。
1.希望を聞いてくれるか確認する
ほとんどの場合、任意売却の相談の入り口は電話かメールです。その際「希望」に耳を傾けてくれるかどうかが非常に重要です。
例えば当協会では次のようなご希望を多くいただきます。
「とにかく競売を避けたい」
「住み続けたい」
「早く解決したい」
「引越し代が欲しい」
「高く売りたい」
このような希望を伝えて、その対応がしっかりとしているかどうか確認してください。
そうすることで、希望の実現を追求をしてくれるかどうかが、ある程度確認できます。もし、すぐに可能性を否定してくる場合は、その会社が実力・経験不足、あるいは、真剣に取り組んでいないということです。
2.できるだけ事務所に相談に行く
任意売却を扱っている団体や企業には、それぞれのやり方がありますが、共通点として「面談」をします。面談とは、実際に会って、より具体的に現在の状況や今後のことを話し合うことです。
ただし、その面談方法は大きく分けると2つあります。1つ目は事務所に行ってする方法。2つ目は自宅に来てもらってする方法です。
当協会では、できるだけ事務所に行くことをおすすめしております。理由は、実際に事務所に行ってみると「雑居ビルの一室だった」「マンションの一室だった」「実体がなかった」ということが多々あるからです。
というのも、任意売却をしている会社の中には、1人でやっていたり、片手間にやっていることも少なくありません。そのため、実際に行ってみて「実績があるのかどうか」「信頼できそうかどうか」を感じてとってください。
3.アフターサポートがあるかどうか確認する
任意売却は、それ自体が無事に終わるとストレスから解放されますが、残債(返済しきれなかった住宅ローンの残り)が発生するため、終わった後も相談したいことが多々でてきます。
任意売却は一生に一度です。そのため「任意売却が終わったらお付き合いも終わり」というわけではなく「任意売却が終わった後もお付き合い」というところをおすすめします。
以上、任意売却の相談をする上での3つのポイントご紹介しました。この3つのポイントを押さえるだけでも、失敗する確率を極力下げることができます。
後悔しないためにも、しっかりとポイントを押さえて任意売却のご相談をしていただきたいと思います。