任意売却の相談先の選び方に失敗するとどうなる?

全日本任意売却支援協会の専門相談員の松山です。

今回は「任意売却の相談先の選び方に失敗するとどうなる?」について解説してまいります。

というのも、多くの方は任意売却を相談しようとした時に、まず「どこに相談したら良いのか・・・」と悩まれます。

これを見ていただいて、少しでもこのお悩みが解消されればと思います。

 

では、任意売却の相談先を失敗するとどうなるのか?3つのケースをご紹介します。

 

1.自己破産をする羽目になる

これは、弁護士のところに相談に言った方によくあることです。

なぜかと言うと、弁護士は“自己破産させないと商売にならないから”です。

仮に任意売却を勧めても弁護士は儲かりません。そのため、何も知らないご相談者に対して「自己破産しかないですね」あるいは「任意売却なんて無理」と言って、必要がなくとも自己破産させるのです。

 

2.放置され、結局は競売になってしまう

これは経験のない任意売却業者や、悪徳な業者に相談した際に起こることです。

経験のない業者の場合は、とりあえずは任意売却の依頼は受けますが、“やり方がわからない”、または、“順序がわからない”ので、そのまま放置され、結局は何もできずに競売になってしまいます。

悪徳な業者の場合は、やはり、とりあえずは任意売却の依頼は受けますが、儲からないと判断した場合、他の案件を優先させるため放置されます。結果、競売になってしまうのです。

 

3.一方的に費用を請求される

これも悪徳な業者に依頼してしまった場合に起きます。

どういうことかと言いますと、一度任意売却をお願いしたものの、対応がよくないのでその依頼をやめようとした時、高額な費用を請求される被害に合うのです。

本来、任意売却は費用がかかりません。

しかし、例えば「調査費用」「交通費」あるいは「広告費」などと勝手に請求してくるのです。

悪質な場合は、一方的に請求書が送られてくる場合があります。これはインターネットに載ってるような業者でも行なっていますので気をつけてください。

※不動産売買の契約をした後、それを破棄する場合は違約金が発生する可能性はあります。

 

以上のように、任意売却は相談先を間違ってしまうと、問題が解決するどころか被害を受ける羽目になります。

どうか十分に比較検討して依頼先を選んでください。

 

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>>一般社団法人 全日本任意売却支援協会について