税金滞納と差し押さえの恐さ
皆様こんにちは。 全日本任意売却支援協会の大石です。
先日の全豪オープンで大坂なおみ選手が初優勝を果たしましたね!
パワフルなプレーはもちろんですが、相手選手に追い込まれ、焦りと悔しさから試合中涙を流しても、気持ちを切り替え、見事勝利した大坂選手の精神力の強さに本当に心を打たれました。
これからの活躍もとても楽しみです。
さて、先日お電話で横浜市都筑区にお住いのAさんからこんなご相談を受けました。
「区役所から給与を差し押さえられ、住宅ローンが払えなくなってしまった」
Aさんは、以前自営業をしていた時に、なかなか収入が上がらず、税金の納付が遅れがちだったそうです。
その時は区役所に相談へ行き、分納をお願いして、なんとか支払っていました。
その後、自営業を辞めて、会社員になり税金は給与天引きになりましたが、それまでの滞納分の支払いをついつい後回しにしていたそうです。
すると、区役所からの 督促状はどんどん文面が強いものになり、その内、封筒を開けるのも嫌になりそのまま放置してしまいました。
Aさんは「督促状は来るが、今の分は払っているし…」と少し甘く考えてしまっていたようです。
それから区役所から給与の差し押えが始まりました。 差し押えと言っても、給与全額を差し押えられるわけではありません。 給与額によって異なるケースもありますが、4分の1の金額が差押さえられます。
しかしAさんは、自営業をしていた時の事業ローンの返済やお子様の教育資金など支出が多く、口座の残高不足により住宅ローンが引き落としされず、その結果3ヶ月も滞納してしまいました。
例えば、住宅ローンは自己破産などで支払いを免除されたとしても、一度発生した税金からは逃れる事が出来ません。
もちろん税金を納める事は国民の義務なのですが、「役所だから何とか相談に乗ってくれるだろう、待ってくれるだろう」と放置していると容赦なく素早く法的手続きに入ります。
ここ最近では、役所の対応もかなり厳しくなっており、相談窓口の担当者が変わった途端、法的手続きを開始された等、強行に進める傾向であるようです。
税金の支払いより、つい目の前の事、Aさんのようにローンの支払いや教育資金・生活費の方を優先にしてしまうお気持ちもとても分かります。
しかし、税金の滞納を放置してしまう事は、結果自分の首を絞めることになります。税金滞納は遅延金が加算されますので、どんどん金額も膨らんでいきます。
そしてAさんからは、住宅ローンや税金のことを全てクリアにしたいとご要望をいただき、ご相談をいただきました。
お金のことは1人で抱え込んでしまう方が多く、気付いたら膨大な金額になってしまうこともあります。
1人で悩まずぜひ当協会へご相談ください。
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