離婚後の任意売却について
皆さん、こんにちは。全日本任意売却支援協会の中井です。
9月最後の日曜日、台風24号が日本列島を縦断しました。関西は21号の時よりも被害は少なかったようですが、皆様のお家は大丈夫でしたか?台風25号も発生していますので、今後も気を付けてくださいね。
先日、「離婚後、自分が住んでいないご自宅について任意売却をしたい」というご相談がありました。
電話をかけてこられたMさん(女性)は、離婚後、お子さんと3人で、ご自宅があった奈良市内から大阪市内に引っ越しをされました。
離婚の際、Mさんはご自宅を売却して名義を外しておきたかったそうですが、ご主人が引越しをするのが面倒なので、このまま住み続けたいと言い、売却をすることを諦めて名義も残ったまま、ご自宅を出られたそうです。(名義はご主人が2/3、奥様が1/3)
離婚後、大阪市内にあるご実家近くのマンションに引っ越しをされ、親子3人で仲良く暮らしていましたが、ある日突然ご主人から「住宅ローンと税金を滞納してしまっている。そっちにも何か書類が届くかもしれない」というメールが届きました。
慌てた奥さんは、ご主人に電話をされたそうですが、出てくれなかったそうです。
そこで、「住宅ローン 滞納」とスマホで調べ、任意売却についてさまざまな会社のホームページを読み、自分に合った解決事例が載っていることと、専門スタッフの顔写真が載っているということで、当協会に電話をしてこられました。
ご主人の名義が2/3ですので、本来であればお二人一緒にお話をお伺いして、ベストな任意売却をご提案をさせていただくのですが、Mさんはご主人と顔を合わせるのが嫌だとおっしゃり、とりあえず先にMさんだけお越しいただき、任意売却やそのまま住み続ける方法(リースバック)などをホワイトボードや資料を使いながら、詳しくご説明させていただきました。
説明を聞かれたMさんは「主人からメールがあった時は、どうなるのか不安でいっぱいでしたが、今日お話をお聞きして、少し安心することができました」「ホームページを見ているだけでは分かりにくかったことも、直接お聞きして、任意売却というのものをかなり理解できました」とおっしゃっていました。
Mさんの場合、売却して名義も外したいというのがご希望でしたが、お家の2/3は、ご主人の名義で、住んでおられるのもご主人なので、まずは、ご主人と連絡を取らなければならず、Mさんからメールでご主人に当協会に相談に行ったことを伝えていただき、ご主人の了解を得た上で、こちらから連絡して来社日程を調整しました。
Mさんのように、名義がそのままで離婚している方のご相談も多いです。相手と直接話すのが嫌な方でも、私たちが間に入って任意売却を進めていきます。最善の方法を見つけるためにも、不安に思われたらまずはご連絡ください。
終わり