複数の投資マンションを手放したい方へ

皆さん、こんにちは

全日本任意売却支援協会の中井です。

 

 

和歌山県に在住のHさん(30代)は、ご結婚する前に購入した

投資用マンション3室すべてを売却したいということで、

ご相談に来られました。

 

 

投資マンション

 

 

ご結婚前に購入されていたので、奥様にも内緒にされており、

このまま、奥様や家族にばれずに売却したいというご希望でした。

 

Hさんのお話をお伺いしていると、2年前までは、3室すべて借り手がおり、

収支も上手くいっていたのですが、1室空室になったところから、

少しずつ歯車が狂ってきてしまったようです。

 

 

人気があるエリア(東京都内)だから、すぐに次の借り手も見つかるだろうと、

安心していたそうですが、なかなか次の借り手が見つからず、2室の家賃で

3室分のローンを支払っていました。しかし、空室になった1室の家賃が一番

高かったこともあり、少しずつ苦しくなってきてしまいました。

 

 

苦しい状態を抜け出したいと、投資用マンションの販売会社に相談したところ、

「リフォームをしたらいい」と言われ、リフォームをしたところ、

その後しばらくして借り手が見つかり、「これで赤字が出なくてすむ」と

ほっとしたのも束の間、また違う部屋が空室になってしまいました。

 

 

こんなことを繰り返していたくないと思い悩み、販売会社に相談したところ、

「ちょうど、すごく人気のあるエリアに投資用マンションができるので、

そちらを購入したら、必ずリスクを軽減できる」と言われたそうです。

 

 

販売会社の担当者に対して不信感が募り、当協会に連絡をくださったのですが、

こういったケースは、非常に多いのが現実です。

 

 

まずは、1室を購入させて、購入者が収支の不安を訴えてくると、

次の1室を勧めるというものです。

 

 

次々と購入しても、何の解決にもならず、うまくいかなければ、

さらに苦しみが続くだけです。

 

 

支払いが出来なくなり、金融機関や役所から督促状などが届き始めると、

家族にもバレてしまい、心配をかけてしまいます。

 

そうならない為にも、少しでも不安や疑問を感じたら、

早めにご相談していただければと思います。

 

 

※Hさんの場合、ご結婚前に購入されていたので、奥様が

共有の名義人でも連帯保証人でもない為、ご家族に内緒で

解決することができました。

 

 

投資用マンションを持つのは、魅力的なことですが、

空室が出るなど、少しでも収支が狂えば、重荷になってしまいます。

 

判断をするのは難しいかもしれませんが、早めにご決断されることを

お勧めします。

 

 

終わり

 

投資収益物件の任意売却

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