投資用マンションの任意売却について

2017/11/10 投資マンションのこと

こんにちは、全日本任意売却支援協会、

任意売却コンサルタントの浜崎です。

 

全日本任意売却支援協会には、投資用マンションを

任意売却したいというご相談も数多く頂いております。

 

たまたま、掛かってきた投資用マンションの営業電話で、

老後の年金代わりにと勧められ、購入したものの空室で

毎月赤字が続き、今は所有していることがストレスになる方

も多いようです。

 

今回は、長らく空室だった投資用マンションを無事、任意売却

できた方からアンケートを送っていただきましたのでご紹介

させていただきます。

 

埼玉県にお住まいの木田章子さん（仮名）からのメッセージです。

 

木田さんは、前に結婚していた時に購入したマンションとその

住宅ローンが残っていましたが、そのことを今のご主人と結婚

する時に話せず、賃貸に出して何とかその賃料と自分の給与

で支払いを続けて来ました。

 

しかし、マンションが経年劣化し、毎回賃借人が入れ替わる

度に賃料が下落しました。

 

そしてとうとう最後は、敷金も礼金も無しで外国の方に賃貸

せざるを得ない状況になっていました。

 

そんな大変な状況の中、その方は昨年末から家賃を滞納し、

督促に行ってみると、どこかに失踪して行方不明になって

しまったそうです。

 

家賃の入ってこなくなった木田さんは、住宅ローンや管理費、

固定資産税の支払いが自分の給与だけでは足りず、すぐに

貯金も使い果たし、友人にも借金するようになりました。

 

何とか代わりの賃借人を募集しようにも、原状回復の費用が

自分では用意できず、地元の不動産屋で販売活動を行ってもらうも、

なかなか売れず諦めかけていたそうです。

 

そんな時、インターネットで全日本任意売却支援協会の

ホームページを見つけ、藁をもつかむ思いでお電話ください

ました。

 

今回、木田さんの要望は２つありました。

ご主人に内緒にしているので、出来れば最後まで

内緒にして欲しいことと、早く楽になりたいということでした。

 

すぐに債権者と交渉をし、販売条件が設定されましたが、

かなり厳しい条件でした。

 

木田さんのマンションは賃借人が退去後何もしておらず、

それに反して債権者の希望する金額が高かったのです。

 

様々なお客様に何度も内見をしてもらいましたが、

どうしても条件面で折り合わず、話が流れることが度々続きました。

 

気に入っていただいても、海外の方で融資が受けられ

なかったこともありました。

 

しかし、いよいよ債権者も競売を申し立て、時間との

勝負になりかけた頃、ついに購入希望者を見つける

ことが出来ました。

 

税金の差押もあり、かなりの滞納額がありましたが、

役所とも粘り強く交渉し、全額でなくても今回は任意売却に

応じていただけることになりました。

 

そこからは決済に向けてどんどん話が進み、木田さんの

投資用マンションは無事に任意売却の

決済日を迎えることができました。

 

決済が終わり、木田さんは今までの苦しさや不安から

開放されたのか、号泣されました。

 

ご相談から長く担当させていただいた私も、木田さんの

涙を見て胸に込み上げるものがありました。

 

アンケート

 

お客様の喜びが、任意売却コンサルタントの、

最高のやりがいを感じる瞬間です。

 

おわり

 

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