税金滞納!最後の手段、任意売却!

みなさん、こんにちは。

全日本任意売却支援協会の浜崎です。

 

本日も当、全日本任意売却支援協会には

多くの相談が寄せられています。

 

加山さん(仮名)はラーメン店を経営していました。

世田谷において人気店でしたが、ある日国税局から

脱税の疑いをもたれ、取り調べをうけるという事態にあいました。

 

加山さんは全く身に覚えが無かったそうです。

国税局は材料費の高さを指摘、利益操作して

安く申告しているのではないかとのことでした。

 

加山さんは良い材料を使っていたので

材料費が高く薄利多売の状況の中

人気店にしたという思いがありました。

 

今さら材料を変えて味を落とす訳にもいかず

国税局になんと言われようと、自らの意思を貫き通し、

同じ材料を使い続けました。

 

しかし、国税局からは多額の税金支払い命令がくだり

加山さんは修正申告を余儀なくされました。

 

それでも、加山さんとしては、どうしても納得がいかず

修正された所得税を支払わなかったそうです。

 

その3年後、マンションを購入されたそうですが

それから1年もすると国税局からマンションを

差押えされてしまったのです。

 

所得税を支払わなくなってから4年ほどで

元本分が約460万円、加算税、延滞金が約940万円。

 

なんと加算税、延滞金が元本の

2倍以上に膨れ上がってしまいました。

 

民主商工会や、知り合いの方にも相談されたそうですが

取り合ってもらえず、藁にもすがる思いで、私ども

全日本任意売却支援協会に相談へ来られました。

 

(専門的な言葉で恐縮ですが)

ここで重要になってくるが「法定納期限」。

 

通常は抵当権の順位によって返済の優先順位が決められますが

今回のケースですと、所得税の法定納期限が抵当権設定日以前に

なっていたので第一優先されるのは国税局になります。

 

まずは加山さんと国税局に相談に行く約束をし、

今後、任意売却という形で解決する方向で話を進めます。

 

税金の延滞金の金利は14.3%。消費者金融並みの金利です。

放置しておくと元本より高い加算税、延滞金

を負担する可能性があります。

 

税金の滞納はある意味、住宅ローンよりも恐ろしい状態を

作り出す可能性があります。くれぐれもご注意ください。

 

税金の支払いで競売(公売)になる危険を感じたら、

当、全日本任意売却支援協会にご相談下さい。

 

おわり

 

 

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