家も家族も守りたい!
みなさんこんにちは。東京オフィス任意売却コンサルタントの浜崎です。
梅雨の季節になり雨が多くなってきましたね。
クールビズもはじまり、ノーネクタイのサラリーマンも多く見かけます。
さてそんな中でも全日本任意売却支援協会へは任意売却の相談が絶えません。
先日決済した方の事例を紹介します。
埼玉県さいたま市にお住まいの深野さん(仮名:54才)はご家族と4人で
さいたま市の閑静な住宅街にお住まいでした。
広告代理店の会社を営んでいましたが、折からの不況で経営が厳しい状況。
そこへきてなんと取引先の倒産が・・・そして売掛金が回収できず・・・
そんな出来事があり、突然資金繰りが厳しくなってしまい、
さまざまな金融会社から借入をし、なんとか会社を運営していました。
しばらくはなんとかなったものの、またもや取引先の売掛金の未回収等で
さらに資金繰りが厳しく・・・
ついには会社を締める事になりました。
そしてその影響で住宅ローンの支払いもできなくなり、
銀行より競売の申し立てる予告の書面が・・・
自宅を売却する事になってしまいました。
しかし深野さんは家族にそれを伝えたところ、
売却については家族も猛反対、
「せっかく買った家なのに!」
「なんとかしてよ!お父さん!」
そう、深野さんの家は、みんなで間取りを考えた注文住宅。
築年数は15年経つものの、愛着のある大事な家でした。
深野さんは家に帰るのも辛い日々でした。
そこへなんとか住み続ける事ができないかと、深野さんは弊社に相談にこられたのです。
「これ以上、家族を苦しめたくない」
切実な思いで語っていました。
早速、銀行や各債権者と話しをし、任意売却の交渉を行いました。
今回、深野さんは会社を経営されていたので、
利害関係者も多く、調整は困難を極めました。
交渉の末、なんとか調整もつき、
投資家に住み続けるかたちで協力を得ることができました。
こうして深野さんは自宅競売を避けることができたのです。
そして住み続ける事もできました。
「あのまま諦めていたら、家族にも見放されていました。」
「今は家族も喜んでいます」
深野さんはとてもスッキリした笑顔でおっしゃっていました。
今回は債権者が多かったものの、深野さんは相談にこられた時期がはやかったので、
比較的時間に余裕がありました。
しかし時間がなかったら・・・どうなるかわかりません。
早めの相談をおすすめします。
終わり。
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