収益マンション!相続時に確認すべきこと
みなさん、こんにちは。
任意売却コンサルタントの康原です。
ようやく梅雨が明け夏本番です。夏といえば甲子園。
今年は大阪地方大会で大阪桐蔭と履正社がいきなりの対決で賑わいました。
今年も球児達が繰り広げるドラマが楽しみですね。
本日は一棟マンションの相続についてお話します。
皆様の中にもご両親が不動産賃貸経営を
されている方もいらっしゃると思います。
その実態をしっかりと把握されていますか?
されていませんよね。当然だと思います。
いくら親子とはいえお財布事情はなかなか話しづらいものです。
Aさんもそんな状況のまま、お父さんが亡くなり相続しました。
不動産賃貸経営の経験もないまま、一棟マンションのオーナーになったのです。
賃料は100万ほどあるものの、大手賃貸用マンションデベロッパー系列の
不動産管理会社がサブリース契約で入っており保証料が10%。
またローンの支払いや賃貸管理費等の支払いなどをしてしまうと
ほとんどお金は残りません。
Aさんは手元にお金が残らなくても資産があるからと
高を括っていましたが、そこに突然税金の差押が入りました!
その額400万円!
お父さんはご存命のころから長い期間
税金を滞納していたようです。
そこに追い討ちをかけるかのようにAさんの
所得税、住民税等の納付書が届きます。
収入自体は大幅にUPしているため前年度に比べると2倍以上に。
相続時にしっかりと現況把握できていれば良かったのですが、
プラスの財産があると思い込んで何の検討もなく相続したそうです。
備えあれば憂いなしです。
皆様も相続時には必ず実際の契約内容や、
今後の税金の試算など現状把握を徹底して下さい。
終わり
(相続問題はケースが多様です。お気軽にお問合せください)
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