相続した実家を任意売却した事例
こんにちは。全日本任意売却支援協会の浜崎です。
先日、伊勢神宮にお参りにいってきました。昨年に続いて2回目の参拝です。昨年1年、健康に過ごすことができた感謝を精一杯伝えてきました。
神様だけではなく、いつも支えてくださっている周りの皆さんにも、感謝の気持ちを忘れず今年1年しっかり過ごしていきたいと思います。
さて、今回は税金の滞納でご相談にこられた横浜市神奈川区の川井さん(女性・仮名)のお話です。
今回当協会へご連絡を頂いたのは、同じく横浜市神奈川区にあるご実家についてのご相談でした。
川井さんのご実家は、東急東横線の「東白楽駅」から徒歩圏内にあり、ご実家には次男さんがお一人でお住まいの状況でした。
お母様は早くに亡くなっており、お父様も3年前に亡くなっていました。ご実家は相続の際、次男さんお一人の名義にしたそうです。
川井さんが今回当協会へご相談に至った経緯は、次男さんからの1本の電話がきっかけでした。
「自宅が競売にかかってしまう」
久しぶりの次男さんからの電話は、川井さんが今まで聞いたことのないような弱々しい声色だったそうです。
次男さんの第一声を聞いて、驚いた川井さん。
それでも次男さんがとてもパニックになっていたことから「自分が冷静にならなければ!」と思い、一つ一つ順を追って次男さんのお話を聞いたそうです。
次男さんの状況は以下のとおりだったそうです。
① 1年半前にリストラに遇い、そこから精神的に病んでしまい定職につけていない
② その間の固定資産税、住民税、年金の未払いにより競売を申し立てられてしまった
③ 昨日、裁判所の人が自宅に来て室内を見て写真をとっていった
事態の深刻さは理解しているものの、きちんとこれからの見通しを立てて冷静に動くことは次男さんにはできないと判断した川井さん。すぐに競売を回避するために、インターネットで対策を模索していたところ、当協会が目に留まったそうです。
川井さんのお話をお聞きして、すぐに次男さんとお会いする段取りをとろうとしましたが、次男さんは精神的に病んでしまっており、私たちに会うことは拒否されてしまいました。
次男さんとしては「どうしても本人として出ていかなければいけない時以外は当協会とのやりとりや手続きもお姉さんである川井さんに任せたい」とのご希望でした。
その後、無事に任意売却を成功させることができ、次男さんのお手元にも少しですが新しい生活に向けての資金を残すことができました。
今回のケースのように、ご実家に関わる問題で困ってご相談にこられる方は沢山いらっしゃいます。
当協会では全国各地に協会員メンバーが在籍しているため、ご実家が離れている場合でも、連携して任意売却をお手伝いしていくことが可能です。
ご家族とも離れていて、どこに相談すべてきか分からない・・・そんな風に悩まれた際は、是非当協会へご相談ください。
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