次の世代にお家という財産を引き継ぐために・・・

こんにちは。

全日本任意売却支援協会の谷口です。

 

 

相続に関する不動産の問題は、

人が生きている限り日本の法律ではなくなることはありません。

親から子へ受け継ぐ物の代名詞でもあるといえます。

 

 

民家

 

今回は

一代で築きあげた大きな財産を売却することにした

山中さん(仮名)についてお話しさせていただきます。

 

山中さんは戦前の生まれで、

戦後は建築関係の仕事につき、今の奥さんと出会い、

2人の子供を授かりました。

 

今ではそのお子さんにも家族ができ、

山中さんはおじいちゃんという立場で孫を授かりました。

 

しかし、

現実は嬉しい事だけではありませんでした。

 

一代で築き上げた不動産に対して、年々税金が加算されていったのです。

 

その税額は一般的なサラリーマンの年収を上回るもので、

高齢になった山中さんの収入で払えるものではありませんでした。

 

不安になりどうすることもできず、

悩んでいた山中さんに次に訪れたのが税務署からの「差押通知」でした。

 

ここまでくると一人ではどうにもできないと思った

山中さんが頼ったのは2人のお子さんでした。

 

私に相談をしてくれたのも

山中さんの二人のお子さんたちでした。

 

このままでは役所の「公売」になり不動産を奪われてしまう

お子さんたちも生まれ育った環境を奪われたくありませんでした。

 

そこで

一度は売却して税金を納め、その後は息子さんたちが買い戻す。

 

そして、

山中さんの築き上げた財産をまた次の世代に受け継いでいきたいと

私に話をしてくれました。

 

一人で大きな財産を築き上げた山中さんでも

解決できない問題はあります。

 

でもお子さんたち含め家族の力があれば解決できます。

 

相続の問題はよく争いになり、

解決できない難しい問題と捉える方が多いと思いますが

きちんと話をして力を合わせれば必ず解決できます。

 

それでも相続問題は知識も経験も必要な課題が多く

一般的には理解しがたい事もあります。

 

そのお手伝いを私がさせていただきます。

 

おわり

 

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