病気が原因のリースバックの事例です
こんにちは、全日本任意売却支援協会の谷口です。
突然の病気や事故による失業は多く、そのことがきっかけで環境が大きく変わってしまうのは必然のことです。
その結果、家族や自宅など、自身の周りにも悪影響を及ぼすこともあります。
今回は、病気によって働くことができなくなってしまった、東京都杉並区の佐藤さん(女性・仮名)についてお話させていただきます。
佐藤さんは女手一つで娘さんを育てあげてきました。
佐藤さんの旦那さんは、娘さんが生まれてすぐに病気で他界。それでも誰かを頼ることもなく、一人娘に対しては何不自由ない生活を与えてきました。
娘さんが生まれてから購入したマンションは佐藤さん名義です。亡くなった旦那さんでは、ローンが通らなかったため、仕方なく佐藤さんの名義で申し込みをしたのだそうです。
その住宅ローンは、旦那さんが亡くなってから25年間、一回も遅れることなく佐藤さんが払い続けてきました。
しかし、佐藤さんが50歳の時に自身の病気が発覚。そのきっかけは、転倒したことによる病院での検査でした。
発覚後の進行は早く、佐藤さんの身体を病が蝕んでいきました。そんな状態で仕事は続けていけるわけがありませんでした。
会社の好意で休職扱いにしてもらったものの完治の見込みはなし。これ以上迷惑をかけることはできないと最後には自主的に退職を選択したそうです。
そこからの佐藤さんは貯金を切り崩しながらの生活で、病院代やローン、生活費など出費はかさむばかり・・・。次第に税金の支払いなども滞るようになってしまったそうです。
そんな状態に気付いた娘さんから「なんとか母を救ってほしい」と相談がありました。
娘さんの希望は「母が過ごしたこの家で最後まで住ませてあげたい」というものでした。
そんな娘さんには、私から「リースバック」で自宅を残す方法をお話しさせていただきました。
リースバックをした後の家賃に関しては、娘さんが援助するとのことで、無事に契約を完了させることができました。
病気や事故による失業は誰しも予想することなんてできません。それでも解決する方法は必ずあります。
一度ご相談ください。
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任意売却とリースバックで住み続ける
リースバックとは「今住んでいる自宅を一度売却して、そのまま借りて住み続ける」こと。 つまり、自宅を売却した後、買主が大家さんとなり、その大家さんに家賃を支払うことで住み続ける方法です。