競売を回避した、横浜の任意売却の事例をご紹介
一般社団法人 全日本任意売却支援協会の松山です。
今回は、先日任意売却が完了した横浜市の大野さん(男性・仮名)の事例をご紹介します。
大野さんは、横浜市内のマンションにご家族(奥さんと娘さん)でお住まいになられておりました。
大野さんは、お仕事で7年ほど前から東北に出張されていました。また、娘さんは1年ほど前から留学されており、奥さんはほとんどご実家で過ごされていました。
つまり、横浜のマンションはほとんど無人でした。
不運なことに、その間に、住宅ローンが引き落とされる口座の残高が足りなくなっておりました。
何度も銀行から滞納の通知が送られるものの、自宅マンションには誰もいないので、滞納していることにずっと気づかずにいました。
ようやく気づいたのは、大野さんが久しぶりにマンションに帰ってきたときでした。
すでに3カ月以上も住宅ローンを滞納している状況で、一括返済の通知が届いておりました。
慌てて銀行に電話するものの、取り合ってくれず、このまま何もしなければ競売を申し立てるとのことです。
仕方なく大野さんはマンションを売ることを決意。近くの不動産会社に売却をお願いに行きました。
それからおよそ2ヶ月経っても売れず、とうとう競売開始の決定通知が届きました。
すると、その不動産会社の担当からは「もう売ることができない」と一方的に連絡がありました。
多くの一般的な不動産会社は、競売の申立てがされている状況の家を売ることは難しいのです。
「このままでは本当に競売になってしまう」と思った大野さんは、当協会にご相談に来られました。
しっかりとマンションのことを調べると・・・
住宅ローンの残高:3,200万円
査定価格:3,800万円
つまり、適正価格で売れば、十分に住宅ローンをすべて返済できるのです。
実際、売却活動に入ると、およそ2週間で買主が決まりました。前の不動産会社は一体何をしていたのでしょうか・・・
無事に任意売却が終わると大野さんは「不動産会社に依頼していた2カ月は無駄でした。ただ不安な気持ちとストレスが増えただけです」とおっしゃていました。
大野さんの場合は、競売にならず無事に任意売却に成功しましたが、同じようにただただ無駄な時間を過ごしてしまうケースは少なくありません。
それを回避するのは、専門の機関や会社に依頼することです。
また、数カ所に相談した上、比較検討していただくと、なお良いです。
ご自宅は大切な資産です。
どうか無駄にしないように、早めに、かつ、慎重に依頼先を選んでください。
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