京都で任意売却をする場合に注意してほしいこと

こんにちは。任意売却の専門相談員、松山です。
今回は京都の方が任意売却をする場合に注意してほしいこと、あるいは、意識してほしいことをアドバイス致します。

京都(特に京都市内)での任意売却は、私たち専門の人間から見ると、全国的にも異質と言えます。

というのも、京都の方が競売を申し立てられた場合、非常に多くの不動産会社が群がるのです。

具体的には、彼らは京都の地方裁判所で競売を申し立てられた家の情報を確認すると、そのままそのお宅を訪問します。

そして、その中の一部の不動産会社の営業マンは、大声で名前を呼んだり、勝手に敷地内に入ったり、ドンドンとドアを叩いて、とにかく会おうとします。

特に悪質なケースとしては、庭の水道の元栓を閉めて、不思議に思って確認するために出てきた住人の方をつかまえて強引に売却を迫ることもあります。

残念ながら、京都ではこのようなことが横行しているのが現状です。(※あくまで一部の悪質な不動産会社のケースです。)

 

言われるがままにこのような不動産会社に任意売却を頼むと、(全てのケースではないですが)何もせずにそのまま競売になることが多発します。

なぜなら、彼らは任意売却をすることが目的ではなく、競売に参加してその家を落札することが目的なのです。

つまり、落札する前に家の中の状況を確認したいのです。(その後、彼らは落札してそのまま転売します。)

 

実際に、当協会に任意売却のご相談に来られた京都市在住の方は、

「偉そうに大声で話されて気分が悪かった」

「態度の悪い営業マンが一方的に罵ってきた」

「子どもに何かされるんではないかと思って怖くなった・・・」

と深刻な顔でその被害をお話しされます。

 

それでは、どうすればこのような悪質な不動産会社を避けて、そして、任意売却を成功させることができるのでしょうか?

 

それは「比較すること」です。比較することで避けることができます。

 

どういうことかと言いますと、ある程度信頼できそうな5社を選んで電話で問い合わせをします。

この5社はできるだけ大手の任意売却業者や団体がいいでしょう。なぜなら、任意売却を成功させるには経験が必要ですので、実績があるかどうかは重要なポイントになるからです。

次に、その中から電話での感触が良かった3社を訪問します。ここでのポイントは訪問することです。実際に行ってみないとその会社の規模がわかりません。

「ホームページを見たら立派だったけど、実際にはマンションの1室だった・・・」とか「雑居ビルの中にあった・・・」ということがあるからです。

 

訪問したら多くの場合で専門のスタッフが応対します。そこで「信頼できそうな担当者なのか?」「相性が合うか?」などを比較検討してください。

 

そして、じっくり考えて納得したら、依頼しましょう。決して焦る必要はありません。

 

任意売却は大切なマイホームの行く末を託すことです。

どうか、しっかりと比較検討して託してください。

 

>>任意売却、京都府の解決事例