不動産投資で雪だるま式に膨らむ債務

nakai

皆さん、こんにちは。

全日本任意売却支援協会の中井です。

 

10月下旬ごろから、投資用マンションをお持ちの方からの電話が

増えてきております。

 

それも、区分所有(1部屋だけ)をお持ちの方ではなく、複数部屋、もしくは

1棟丸ごとお持ちの方からのご相談が増えています。

 

1棟収益

 

不動産投資くを始めるきっかけは、興味があって自分で始める方、

人から勧められて始められる方など、様々だと思います。

そして、ほとんどの方がまずは「区分所有」(ワンルームマンション)を購入されるでしょう。

 

しかし、区分所有(ワンルームマンション)への投資は、空室になってしまうと、

家賃収入が途絶えるという大きなリスクが伴い、部屋のリフォーム代が必要になったり、

家賃の減額を迫られたりする場合もあります。

 

 

そんな時に、「1部屋だけだからですよ。もう1部屋を購入すれば・・・」と

勧められ、思わずもう1部屋購入したり、中には1棟購入してしまったりする方が

いらっしゃいます。

 

(不動産投資そのものが悪いわけではありません。複数所有、1棟収益物件の所有自体も

悪いものではありません)

 

 

先日、ご相談に来られたHさん(大阪府在住・公務員・50代)は、

区分所有(ワンルームマンション1部屋、ファミリータイプ1部屋)を2部屋と、

一棟収益マンションを1棟お持ちでした。

 

 

最初に購入したのは、大阪市内のワンルームマンションで、

地下鉄の駅に近いこともあり、すぐに借りる方も見つかりました。

 

投資マンション

 

収支もプラスで、少し余裕が出てきた頃に、大阪市内の

ファミリータイプのマンションをさらに1部屋購入しました。

 

 

最初に購入した所よりも、駅からは少し離れているとはいえ、

大阪市内だったので、Hさんとしては何の心配もしていませんでした。

 

 

しかし、一度空室になってしまってからは、なかなか次に借りてくれる方が

見つからず、家賃収入が途絶えて、少しずつ家計が苦しくなっていきました。

 

 

そんな時に、一棟収益物件を勧められました。

 

 

不安もあったそうですが、

家賃収入 ― 経費(ローン返済等)がプラスになる可能性が高いと聞き、

購入してしまったそうです。

 

 

 

一棟収益物件は20部屋あり、購入当初こそ空室は少なかったのですが、

1年半後に雨漏りが発生し、修繕したものの、徐々に空室が増えていき、

かなり厳しい状態になりました。

 

 

 

全てを合わせても、収支はマイナスで、どんどんマイナスが増えていくことになり、

不安に思ったHさんは、当協会に電話をして来られました。

 

 

現在、解決に向けて、話し合いを重ねている段階ですが、

先日、Hさんからこんなお電話がありました。
「不動産会社の方から、『〇〇市にある物件を買えば、必ずプラスになりますよ』

と言われたのですが、購入した方がいいのではないでしょうか」

 

 

現状でもマイナスな状態です。

他から借入をして新たな投資物件を購入しても、プラスになる可能性は

限りなく低いと思われます。

 

 

Hさんのように、不動産投資で収支のマイナスを補うために

新たな物件を購入して債務額が膨らんでしまう人は少なくありません。

 

 

そして、現状を客観的に把握して冷静な判断ができていない方も

いらっしゃいます。

 

 

Hさんはご相談くださり、今、解決に向けて話がまとまりつつあります。

 

 

不動産投資の行き詰まりでお悩みの方は、

自分ひとりで判断をせず、専門家に相談をしてください。

 

終わり

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