任意売却の相談料が無料な理由
こんにちは。
全日本任意売却支援協会の大石です。
「任意売却のご相談には費用はかかりません」
当協会でもそのようにお伝えしていますし、
他の任意売却のホームページでもご覧になった方もいらっしゃると思います。
なぜ、任意売却は費用がかからないのでしょう？
任意売却は、金融機関が、ローンの返済が難しい方に限って認めている売却方法です。
３つの売却方法を比較してみます。
（１）通常の不動産売却
売却が成立した際には、次の費用を自身で準備する必要があります。
・仲介手数料
・売買にかかる必要経費（登記費用など）
・滞納している税金
・滞納しているマンションの管理費
また、住宅ローンはすべて返済する必要があり、
税金の滞納による差押さえがあれば、すべて納付して差押さえを解除する必要があります。
（２）競売
裁判所によって強制的に、売却代金が住宅ローン等の借金の返済に充てられます。
そのため、競売で自宅が売却された場合には、
・住宅ローンの残額
・滞納している税金
・引越し費用
等はご自身でなんとかしなければなりません。
（３）任意売却
任意売却が成立した際には、次の費用が必要になりますが、
金融機関が売却代金から配分することを認めています。
そのため、ご相談者が費用を準備する必要がないのです。
・仲介手数料
・売買にかかる必要経費（登記費用など）
・滞納している税金
・滞納しているマンションの管理費
・引越し費用
また、余談になりますが、金融機関は、
上記を配分した残りを住宅ローンの残額の返済に充てます。
それでも残った住宅ローンについては、債務者（ご相談者）の生活状況を確認した上で、
返済方法の相談に応じてくれるケースがほとんどです。
以上のように、
任意売却は金融機関と協力しながら進める売却方法で、
売却が成立した際にそれぞれの費用が配分される仕組みになっています。
住宅ローンの返済が苦しくなり、新しい環境を選択する方、
リースバックで住み続ける方、様々なケースがあります。
ご状況によっては、前向きなお気持ちになりづらい場合もあるかと思いますが、
任意売却は新生活を後押ししてくれる方法です。
何度ご相談いただいても費用はかかりません。
ご自身が納得できる解決方法を一緒に探しましょう。
おわり
≪任意売却に関するページ≫
≪任意売却Q&A≫
