任意売却 成功するポイントと失敗する場合
こんにちは。
全日本任意売却支援協会の新井です。
今回は、
「任意売却が成功するポイント」と「任意売却が失敗する場合」とは?
という任意売却のご相談者からよく受けるこの二つの質問に対して
皆様と共有したいと思います。
では、任意売却が成功するポイントと、任意売却が失敗する場合とは?
そこにはどんな違いがあるのか?についてこれから解説して行きます。
任意売却が成功するポイントは?
任意売却が成功するポイントは、大まかですが
以下の要因が大きく関わります。
①抵当権者、差押権者より任意売却の同意が貰える事
②販売価格が妥当な価格である事(価格は債権者が決める)
③流通性がある事(分かり易く言うと人気がどれぐらいのエリアかどうか)
非常に大まかなポイントのみですが、
上記の①~③のポイントを文章で解説するとこうです。
1.抵当権者、差押権者より任意売却の同意が貰える事
任意売却を行うには、抵当権者(主に金融機関や個人等)、
差押権者(主に役所等)の同意が必要なので、同意を得る事が出来なければ、
そもそも任意売却を行う事は出来ないのです。
2.販売価格が妥当な価格である事(価格は債権者が決める)
同意を得たら次は、実際に任意売却をするにあたり、
幾らの価格で自宅を任意売却するのかが決定なされます。
この際、任意売却する価格は抵当権者が決めます。
では、抵当権者が決めた販売価格が万一、
適正な相場価格より逸脱して高い価格であった場合、どうでしょうか??・・・・・
売れる可能性は低くなりますよね?
ですが、こういう事も実際に起こりうるので、販売価格は、非常に大事なのです。
3.流通性がある事(分かり易く言うと人気がどれぐらいのエリアかどうか)
では、価格は確かに適正だが、流通性が無ければどうでしょう?
雰囲気を分かっていただく為、非常に極端な例えをしますが、
例えば、山道の中にポツンと1件建っている家だとします。抵
当権者は適正価格での販売を許可したとして、果たしてこれで売れるでしょうか?
答えは適正な価格であっても、売るのは難しいでしょう。
非常に極端な例えをしましたが、流通性が必要というのはこういう事です。
ざっくりではありますが、
任意売却が成功するポイントを解説してみました。
では、次は任意売却が失敗する場合について解説しますね。
任意売却が失敗する(出来ない)場合?
任意売却が失敗する(出来ない)場合というのは・・・
ずばり、成功するポイントの反対の要素がある場合です。
<成功するポイントの反対の要素>
①抵当権者、差押権者より任意売却の同意が貰えない場合
②販売価格が妥当な価格でない場合(販売価格は債権者決める)
③流通性が無い場合(分かり易く言うと人気が全くない)
一概には言えませんし、
任意売却が成功する要素も失敗する要素も細かく言えば無数にあると言えます。
ですが、非常に大きく大まかに抜粋した今回の3つのポイントは、
任意売却の成功、失敗の鍵としては間違いなく非常に大きな要因となってくるのは事実です。
最後に、
任意売却には任意売却の豊富な経験と知識の差によっても、
成功するか、失敗してしまうのかが非常に大きく左右されてしまうのも事実です。
任意売却をご検討中の方は、任意売却の専門家に相談される事をおすすめします。
おわり
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