任意売却は関わる人すべてにとって良いものです。
任意売却の専門相談員、河本です。
日本各地でインフルエンザが猛威をふるっていますね。
ここ10年で2番目に流行している年になっているそうですが、みなさんは大丈夫ですか?
まだまだ寒く乾燥した気候が続くので、どうかご自愛ください。
さて、本日は任意売却でご自宅を売却された方のお話をご紹介します。
先日、その相談者の方が無事に任意売却を終えるための決済を行いました。
その方はとても柔和な笑顔が印象的で社交的な男性でした。
この方は一人暮らしでしたので、当初より住み続けること(リースバック)ではなく、任意売却をしたうえ新天地での再スタートを希望されていました。
ただ、なかなか次の所有者になる方が現れず、入札日が刻一刻と迫って来ている状況でした。
そんなある日、「どうしてもこの家が良い!」という希望者が現れたのです。
しかし、家を買うと言うのは非常に大きな買い物。
新たな所有者になる方もローンの審査があります。
しかもその審査には時間を要する訳です。
そのお話をいただいた時、このままでは入札が開始されてしまうかもしれない・・・という、タイムリミット目前でした。
まさに売却できるか否か・・・という状況でした。
そんなギリギリの状況下でしたが、無事に競売を回避し任意売却を成功させる事が出来たのです。
と言うのも、
相談者の方の希望や想いを私たちが繋ぎ、何としても成功させたいという想いを周囲を取り巻く銀行、不動産会社、管理会社それに行政にも伝え、皆一丸となって競売を回避する為に力を合わせる様働きかけました。
もちろん相談者の方の解決したいという想いと協力は必要不可欠。
一番必要で重要なものです。
それに加え今回、新たな所有者の方の協力は非常に大きかったです。
特に決済の席で新所有者の方が仰っていた言葉に驚きました。
「本当に買えて嬉しいです!
「こんなに早くに叶えていただいて、本当に本当にありがとうございます!」
普段私たちは相談者の方にお礼を言われる事はありますが、今回は相談者の方の救世主とも言える新たな所有者の方からいただいた言葉。
任意売却は、「売る側になってしまった方も、買う側の方にも喜んでいただけるものなのだ」と改めて感じました。
相談者の方も新たな所有者になった方も、皆笑顔に包まれた心温まる決済でした。
日々私たちはこの様なドラマに遭遇しています。
その度にどの様な状況下にいても、決して諦めてはいけないという事を私たちは体感しているのです。
ですが、時間はあった方が良いに越した事はありません。
最善の中の最善を尽くし、あなたの希望を一緒に実現する為にも、今抱えている悩みを少しでも早く打ち明けてください。
そして、例え期限が近付いていたとしても、諦めないでください。
最後まで一緒に闘いましょう。
初めの一歩を踏み出すのは勇気が要りますが、
私たちはあなたの勇気を応援しています。
≪任意売却に関するページ≫
≪任意売却Q&A≫