任意売却をした後はどうなるの?

こんにちは。任意売却の専門相談員の生山です。

年末年始にかけて、久しぶりに大掃除をしますと、余計なモノに囲まれて生活しているなぁと実感しますよね。

 

さて、先日、任意売却を完了された方から、「任意売却の後の話を、ブログに書いてください!」と言われました。

 

私は驚いて、何故そのようにおっしゃったのかを伺ってみると、

「任意売却を成功された皆さんが、どういう生活を送っているのか、イメージできない」

「何が待っているのか、不安だ」ということでした。

 

なるほど、確かにあまり書かれていないように思います。
という訳で、今回は、任意売却された方のその後について、千葉県の増川さん(仮名)を例にとってお伝えします。

 

増川さんは、奥さんとお子さん3人という、一家5人家族です。
中学3年生のお子さんを始めとして、進学にお金が掛かる時期に、共働きだった奥さんが病気になられて入院。長時間の闘病を伴うものだったため、退職を余儀なくされました。

その結果、ご主人の給料だけでは5人の生活でギリギリ。住宅ローンの支払いが出来なくなってしまいました。

 

ついに競売の通知が来たところで、当社にご相談に来られ、任意売却でご自宅を売却。何とか入札の3日前に競売を回避できました。

 

先日、たまたま増川さんのご自宅の近くに行く用事があったので、まさにアポなしで寄らせて頂いたのですが、本当に普通の生活をされていらっしゃいました。

 

ご長女は高校受験のために学習塾に通い、下の娘さんはピアノのレッスンへ、ご長男は小学校から帰って来てテレビゲームをしていました。

みなさん3食きちんと食事をされて、奥さんの体調も良さそうで、体力作りのために土日にご主人と一緒にウォーキングをしようと話しているそうです。

そのご主人とは、残念ながらお仕事で会えませんでしたが、バリバリ仕事をして元気でいらっしゃるとのこと。

 

どうですか?何か変わったことありました?と聞いたところ、

「いいえ、全くないです。」

「自宅を売却して近くの賃貸アパートに引っ越しましたが、管理費等の支払いもないし、本当に気楽です」

「何故あんなに家に執着していたのか、今となっては笑い話ですよね」と仰っておりました。

 

実は、当協会に最初にご相談にいらしたとき奥さんは「絶対に家を手放したくない」と仰っていたのです。

それが、今となっては笑い話とご自身で言うくらいに、幸せを取り戻しているのです。

 

つまり、任意売却の後に待っているのは、「普通の生活」だと考えてください。

 

任意売却をしたからと言って、生活を奪われることは一切ありません。

 

どこかのタイミングでつまずいてしまっただけで、その後の人生がメチャクチャになってしまうなんて、おかしいですよね。

 

任意売却とは、その後の人生を再スタートさせるためのものです。

 

決して、後ろ向きのものではありませんよ。だから安心してくださいね。

 

おわり

 

※全日本任意売却支援協会では、年末年始(12月30日~1月3日)も、住宅ローン滞納、税金の滞納や任意売却のご相談をお電話で承っております。

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  2. 手元に現金が無くて引越しもできません。それでも任意売却は可能ですか?
  3. すでに他社へ任意売却を依頼していますが、相談してもいいですか?